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3か月後に届いた言葉 ASDの恋愛作法15(最終話)

あんまり何でもかんでもSNSに書くのもどうかと思いますが😅

まあ、赤裸々に書いてるわけではないからよいでしょう。

1か月ぶりに前いた事業所に行ってきました。
作業時間が終わって利用者が帰ってるであろう時間に行きました。

予想していたのは2通りです。

一番いいのはAさんと二人きりで、長く話せるパターン。

逆に最悪は利用者の誰かが残っていて、職員も二人いるということ。
しかも、5分10分話して終わり😭

もう一人の男性職員さんは決して嫌いではないし、会いたいとも思いますが、何せAさんと話すのがこれが最後になるなら他に誰もいてほしくないのです😅

そういうものではないですかね😂

行ってみたら何と一番いいコースでした!😆

もう一人の職員さんは会議で不在。Aさんだけがいました。
しかも相手も話を楽しんでる感じだったので自然と1時間も喋ってました😅

Aさんが内線で呼ばれちゃったのでお開きになりましたが、事業所が閉まる直前の16:45くらいまでいましたからね😅

ありがたいことです🥺

次の事業所の話もしましたが、映画の話や雑談もいろいろ楽しめました。

「こういうこと話そう」とか会話の方向性を考えなくても自然に話せる人です。

私には珍しいかもしれません。

1時間話せば十分かもしれませんが、いくら話しても足りない人なんですよね。

手紙も渡せてよかったです。

Aさん「昔サックスを習いたかった」と以前言ってました。
家にたまたまいろんな楽器のシールがあったので、サックスのシールで封筒を閉じました。

そしたら
「あ、○○さん楽器好きですもんね」
とか言われて😅

「Aさんが昔やりたかったって言ってたからですよ!😅」
と説明したんですけど、こちらの“工夫”?って案外伝わってないもんですね😅

今回あるお願いをしていました。
例のサービス提供記録の4月分のコピーをいただいたのです。
Aさんの直筆コメントは読み返すたびに元気をもらえます。

その場では読みませんでしたが、家に帰ってからびっくり!

というのは、4月最後の通所日に4月末で辞めた職員さんのコメントが書いてあったからです。

私はそれを当時読んでいませんでした。

というのも、4月の最終開所日はお休みしたので、5月に行ったときにはすでに回収されていたからです。

職員のコメントは利用者が帰ったあとに書かれるので、次の日に読むことになります。
その職員さんのコメントは3か月たってようやく私の目に触れたわけです。

その職員さんが辞めるにあたってとても大事な言葉だったので、読めてよかったです。
もしサービス提供記録のコピーを頼んでなかったら、書いてもらっていたことすらずっと知らないままだったでしょう。

すごい偶然だなと思いました。

Aさんとのお別れの場面は印象的でした。

エレベーターで事務室に行くAさんと一緒に乗り込んで、Aさんが出たあとに1階に行くことにしました。

エレベーター内でAさんからあらためて暖かい応援をいただいて、エレベーターを出た彼女に笑顔で挨拶して扉が閉まりました。

私はお別れは済んだと思い、目を逸らしてエレベーター内の掲示を見たりしたのですが、はっとAさんに目をやるとドアの向こうから笑顔で手を振ってました。

私も慌てて手を振りました。

思えば、私のことを常日頃よく観察してくれていて、今日も「水筒使うようになったんですね」と言われました。

通所中はポカリや缶コーヒーをよく飲んでいましたが、そういうこともよく気づいてくれる方でした。

4月、体調を崩していた私は入職まもないAさんに面談を再三頼んでましたが、私と話すのが勉強になったと言ってくれました。

私と話すようになって、他の利用者とも自然と話せるようになったとお礼を言われました。

私がAさんのメッセージをときどき読み返してるように、私の手紙もAさんの心の支えになってくれるとよいです。

3か月後に届いた職員さんの言葉も含めて、何だか映画みたいな4か月間でした。

Aさんとは別にお付き合いしたわけではないのに、心のふれあいを感じて、暖かい気持ちになりました。

欲を言えばまた会える機会があるといいですけど、そうでなくても私にとっては一生貴い思い出です。

素敵な人と出会えてよかったです。

Aさんの笑顔は最高です😅

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