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発達支援の研究と実践をつなぐ部屋

このマガジンでは、エビデンスベースの支援実践、最新の論文情報、アセスメントの解釈、現場の先生・職員からいただくお悩みなど、発達支援に関わる質の高い情報を毎日お届けします。 (対…
このマガジンでは、月に20本の投稿を行います。また、根拠ある発信を心がけていますので、記事で紹介さ…
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#特別支援教育

なぜ発達障害の子どもは加圧ベストを着ると情緒が安定するの?

以前、ADHDの子どもチェーンブランケットで寝ると睡眠が改善したエビデンスを紹介しました。ま…

【意外と教えていない?】援助要求スキルを高める3つスキル

特別支援が必要な子どもには、「援助要求スキル」、いわゆる人に助けを求めるスキルが重要であ…

問題行動への対応を考える際には火山モデルで計画を立てよう

自閉スペクトラム症(以下ASD)や発達障害は、脳の個性であることが広まってきました。 しか…

加重ベストはなぜ自閉症やADHDの子どもの情緒を安定させる効果があるのか?

ADHD/注意欠如多動症や自閉スペクトラム症/ASDの子どもの支援には、加重ベスト(重いベスト)…

異なる立場の人が連携する時の、4つの決め事とは?〜実際の連携事例を踏まえて〜

夏休みは、自治体からの依頼で学校へ出向き、定期的に先生や保護者の相談支援をしています。そ…

〜発達障害の子どもは◯月に要注意!?〜各月で荒れやすい要因と対策を整理

発達障害の子どもは、様々な要因で行動が悪化しやすくなります。 記事を書いている、10月現在…

〜2つの配慮で、負担を50%削除!〜ワーキングメモリが低い子に合わせた九九の教え方

先日、「ワーキングメモリが低いので、小4ですが、まだ九九が曖昧です。どうやって教えたらいいですか?」という相談を受けました。 皆さんは、どのように教えるでしょうか?正解があるわけではないのですが、私からワーキングメモリに配慮した九九の教え方を2つ紹介しましたので、共有したいと思います。 (続きはマガジンに登録するか、別サービス「こはスク」にご登録することで閲覧可能になります)

〜授業の計画や仕事の資料作成で役立つ!〜ワーキングメモリの負担が少ない5つの表示…

近年、学校の授業や会社での伝達時に、ワーキングメモリ/WMの負担を減らすことで、よりスムー…

「あの子だけ宿題が簡単でズルい!」と言われない合理的配慮の4つのステップ

「学習困難で、宿題を出せない子がいたので、合理的配慮で内容を変えました。すると他の子から…

ご飯を「いや!」と拒否するイヤイヤ期2歳児が、スムーズに食べられた感覚統合の応用…

先日、友人とその子どもAくん(2歳0ヶ月)と食事をしていた時の話です。 Aくんは、目の前のお…

WHOが提唱する10のライフスキルと具体的な34の指導方法

社会性の課題を持ちやすい、発達障害・グレーゾーンなどの子どもは、SST/ソーシャルスキルトレ…

〜わがままで片付けていいのか?〜 母子分離不安が強い子どもへの3つの対応

春は、新しく園・学校に入学する子どもたちが見られる季節です。その一方で、門の前で大泣きし…

「担任が変わったら行動が悪化した子ども」というケースで必ず確認する内容とは?

2024年の夏は、全国の自治体で特別支援教育関係の教職員研修を担当させていただきました。 そ…

感情の整理が苦手な子の原因と、アンガーマネジメントの実践例

アンガーマネジメントの重要性は、支援現場ではよく言われます。しかし、実際にキレやすい子に感情コントロールの方法を教えるのは大変です。 また、アンガーマネジメントも種類がありますが、今回はASD(自閉症スペクトラム)があり、認知が偏っているケースでの教え方を紹介します。 横断歩道を渡ろうとするとASDの子は、様々な特性を持っているが故に、世の中の捉え方も、定型発達の人とは異なっていることがあります。 例えば、私が、先日横断歩道を渡ろうとした時の話です。 私の前にいたサラ