異なる立場の人が連携する時の、4つの決め事とは?〜実際の連携事例を踏まえて〜
夏休みは、自治体からの依頼で学校へ出向き、定期的に先生や保護者の相談支援をしています。その中で感じたことが、
連携は大事だと思っている
しかし、何が連携か、よくわかっていない
という場合が多いということです。
現在は、複雑化する教育問題に対応するため、
担任/学年主任/校長/養護教諭/SC/SSW/医療機関/療育機関/スクールロイヤーetc…
など異なる立場の人々が、チーム学校として連携し解決することを文科省は推奨しています。
しかし、実際のところ、「どんな連携をしていますか?」と聞くと、
「困ったら、管理職に報告します」
「発達障害の相談はスクールカウンセラーにつなげています」
「性教育を養護の先生に入って教えてもらっています」
などの単発の協力のことを指していることが多いです。
もちろん、これらの協力は重要です。その上で、感じたことは連携をする時の基本を知らない、ということです。
以下では、連携の基本となる4つの決め事と、実際の連携事例を紹介していきます。
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