【3分要約・読書メモ】あやうく一生懸命生きるところだった<第1章>
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今回は「あやうく一生懸命生きるところだった」についての記事となります。名言が多かったので、こちらは「第1章こうなりたくて、頑張ってきたわけじゃない」の紹介です。
こんな人におすすめ
・心が疲れた人
・一生懸命生きているのに幸せを感じれない人
・他人と比べることに疲れた人
・最近やる気が出ず、自己嫌悪に陥っている人
著者
ハ・ワン
イラストレーター、作家。40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞める。フリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。以降、ごろごろしてはビールを飲むことだけが日課になった。特技は、言い訳つけて仕事を断ること、貯金の食い潰し、昼ビール堪能、などがある。
第1章こうなりたくて、頑張ってきたわけじゃない
・努力はぼくらを裏切る
必死に努力したらかといって、必ずしも見返りがあるとは限らない。必死にやらなかったといって、見返りがないわけでもない。
努力は、必ず報われるわけじゃない。
・見返りはいつだって気まぐれだ
努力してもどうにもならないとか、努力した分の見返りがない場合がある一方で、努力した以上の大きな成果を収める場合もある。
人間は生まれつき不公平に作られている。何事も頑張ればかなうなんてウソだ。君の努力が足りなかったせいじゃない。
・「人生マニュアル」を捨てて自分らしく
自分の人生なのに、自分の気持ちなのに、どうして他人の評価によって大丈夫だったり大丈夫じゃなかったりするんだろう?
これまで欲しかったものは全部、他人が提示したものだった。
・ほかの選択肢はないという「執着」
ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、ほかの選択肢がいろいろとあると気づくのに、執着してしまうとそれが見えなくなる。
たった一つ、この道だけが唯一の道だと信じた瞬間、悲劇が始まるのだ。
・人生にもストップロスが必要だ
賢明な人生を生きるうえでは、諦める技術も必要だ。
失敗を認める勇気。
努力と時間が実を結ばなかったら、潔く振り切る勇気。
失敗しても、新たなことにチャレンジする勇気。
我慢してやみくもに努力するだけが能力ではない。
・人生に「正解」を求めすぎたばっかりに
すべてが自分の選択にゆだねられていると考えるのは実に傲慢だ。人生のすべてをコントロールしようなんて考えてはいけない。そもそも不可能だから。
感想
本書では、もう少し力を抜いて生きてみたら?と投げかけてくる。リラックスして、柔軟で、自然体で、欲を出さない。それができないで、今までの人生を必死に生きていたけど、それが心を疲弊させてたことに気づいた。
良い大学、良い企業、結婚、マイホームなど、自分ではなく、他人が作った幸せのマニュアルを捨てて、自分のマニュアルを大事にする。
第2章以降のレビューも徐々にアップします。興味のある方はご覧ください。
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