対馬市長選挙で現職の比田勝尚喜さんが当選
荒巻靖彦さんが惨敗レベルの落選
任期満了に伴う対馬市長選挙の投開票が3月3日に行われ、現職の比田勝尚喜さんが3度目の当選を果たしました。なお、トップの画像はnoteで提供されている「対馬遠景」です。
この対馬市長選挙は気にかける程度に関心を持っており、予想通り現職の当選を報じるニュースに流れてきました。ただ、このニュースで現職の得票数が1万3千票、荒巻靖彦候補に1万票以上の差をつけて当選したという部分を見て、荒巻靖彦さんが惨敗レベルで落選したことを改めて認識しました。
地方公共団体の長の選挙は、議員の選挙と異なり、立候補しようとする者はその地方公共団体に居住している必要がありません。これは、地方公共団体の長については幅広い人材が立候補できるようにすべきであるという立法者の認識があると思います。
ただ、そのような立法趣旨があったとしても、地方公共団体の長になろうとするのであれば、その地方公共団体で住民の声を聴いて地域の問題をしっかり認識した上で選挙に臨むべきでしょうし、荒巻靖彦さんはおそらく「核のごみ」の処分地受入れ以外に政策を考えていなかったのではないでしょうか。本気で地方公共団体の長となるつもりならば、当選後に対馬市役所の職員が公約をもとに地方公共団体の総合計画を策定できるほどのものを選挙において提供すべきでしょう。
ただ、荒巻靖彦さんが立候補しなければ比田勝尚喜対馬市長が無投票当選していた公算が高く、結果として供託金を代償として住民の意思表示の機会を与えることとなった荒巻靖彦さんの行動そのものは、現職の市政運営にも緊張感を与えることとなるでしょうし、評価すべきであると思います。
ただ、そうは考えていない方もいらっしゃいます。北新地大学院生リンチ事件で無抵抗の被害者を1時間も殴り続け、被害者からの民事訴訟の当事者尋問で謝罪の意を示そうとしたものの、目線を床に落として頭を下げるのではなく被害者を睨みながら頭を下げたエルネスト金こと金良平さんです。
そのエルネスト金こと金良平さんは、大阪市北区堂山町傷害事件の公判で被害者の荒巻靖彦さんのナイフによって加害者である伊藤大介さんのの腹部の負傷が発生したことは認められているものの、誰が、どのような手段で伊藤大介さんの腹部を負傷させたのかについては全く触れられていないにもかかわらず、未だに「殺人未遂」とおっしゃっているようですが、何か根拠でもあるのでしょうか。
なお、有罪となったにもかかわらず反省もしていないことをもって参政権の行使を咎めるべきであるというエルネスト金こと金良平さんの論理に従えば、泉健太立憲民主党代表に「選挙権も被選挙権もない在日コリアン」の感想としてコメントするほど獲得したかった被選挙権を獲得したとしてもその行使に感じて咎められて当然ということになってしまいますが、エルネスト金こと金良平さんの認識としては大丈夫なのでしょうか。