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支援ってなんだろう?

この記事は2,028文字あります。個人差はありますが、3分〜5分でお読みいただけます。

noteの連続更新58日目です!noteのほかに、Voicy(音声配信)もしておりますので、併せてご活用いただけると理解しやすいと思います(ただ、今回はいつものようにVoicyの文字起こしとはちょっと違いますので、あらかじめご了承ください)。noteの通知をオンにしていただけると記事が更新するたびに通知がいきますので、フォロー、スキ、シェアと合わせて通知オンもしていただけると嬉しいです。

今回のテーマは「支援ってなんだろう」です。どうぞお付き合いください。


「支援」「支援者」ってなんだろう?

昨日は、ずっとしつこく宣伝していた、TEACCHプログラム研究会 東北・東京・熊本・鹿児島 四支部合同オンラインセミナー 「自閉症支援で大事にしたい想い -それぞれの立場・経験から-」の開催でした。昨年は80名の方にご参加いただき、今年は100名以上の方々にご参加頂けました。有料のものにも関わらず、多くの方々にご関心をお寄せ頂いたことを企画・運営側としては嬉しく思っています。

改めて、ご登壇くださったご本人さん、親御さん、ごきょうだいさんに感謝申し上げたいと思います。またご参加してくださった皆さんも、本当にありがとうございました。

それぞれの方のお話をお受けし、今回の運営の中心を担った、今村三奈子先生(熊本支部役員)、宇野洋太先生(東京支部代表)と共にパネルディスカッションもさせていただきました。

左から順に、佐々木、宇野先生、今村先生(3人のTシャツにはクロスチームのデザインも!)

そこでは「支援」「支援者」って何?というテーマでもディスカッションをしました。皆さんは、どのようなイメージを持たれていますか?

ぼくは便宜上というか、慣習的にどちらの言葉もよく用います。ただ、ここには、どちらが偉いとか、「助けてあげている」という認識は全くありません。なので、宇野先生は「そもそもちょっと違和感がある言葉」と話されています。他にも、「専門家」と呼んでいただくこともあります。その方が伝わりやすい場面もあるので、これも便宜上使うことがありますが、「優れた知識や技術を持つ人」という意味なので、自分に使うのにはなんだか違和感も持っています。

そんなことを考えていると、これから変わるかもしれませんが、今思いついている表現としては「協働者」とかが、フィットするのかもしれません。

「支援」という文字は、「支える」「援ける」と書きます。辞書的にも「他人を支えたすけること」という意味があるそうです。これは、発達障害支援を専門にしている我々からの一方向的なものでしょうか。もちろん、そうした役割を求められているのは重々承知しています。でも、それを履き違えると「支援者が偉い」と勘違いし、自分自身の知識や技術を疑わなくなる場合すらあります。

情けない話ですが、わからないこと、どうしたらいいんだろうと悩むことも多く、自分の知識や技術に自信なんてありません。むしろ、自分の言動で相手の方々を傷つけたり、人生にマイナスな影響を与えてしまうかもしれないと思うと、不安や怖さとの戦いでもあります。

そんな時にぼくらを支え援けてくれるのは、ご本人やご家族、周囲の方々です。「こんな考え方はどうだろう?」と一緒に考えてくれたり、「この前、一緒に考えたことをやってみたら〇〇でした」と次へのヒントをくださったりします。そうした経験をしていると、ぼくらも「支援」してもらっているのだろうと思います。

屁理屈だったり、言葉遊びに聞こえる方もおられるかもしれません。それでも、それがぼくの考える「支援」や「支援者」に対しての、今の考えです。

皆さんは、いかがでしょうか?

来年もやりますよー!

ちなみに、研修会中から終了後も(たしか23時くらいまで笑)ずっとLINEをしているような仲なのですが(仲良くしてくださってありがとうございます!)、その中で来年度も開催することを決定しました!

今回はご登壇してくださった3名と佐々木は関東から、今村先生、宇野先生は鹿児島からでした。来年度は可能であればご登壇してくださった3名と我々3名は会場に集まり、そこから配信しよう!と勝手に盛り上がっています。ぜひ楽しみにしていてください。

そして、今回の4支部が主幹となり、2024年2月10日(土)にTEACCHプログラム研究会で2年に1回開催している「実践研究大会」をハイブリット開催します!こちらも全国的なイベントになりますし、ぼくも石川と長野にいる仲間と共に仙台に行きます。ちなみに、翌日11日(日)はその仲間達と東北支部主催のイベントも企画しています。ぜひ10日、11日と予定を空けておいてもらえると嬉しいです!

今日の放送の補足はVoicyで話をしますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!それでは!

佐々木康栄

セミナー情報

▼TEACCHプログラム研究会 第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島 「共に学び 成長する 熱い冬」

▼保護者限定勉強会▼

・100名まで
・参加費は無料
・東北支部会員または東北支部会員から紹介を受けた親御さん
という条件にしたいと思います。会員の方で、親御さんたちにお声がけできる方がおられればご協力お願いいたします!

また、2月には仙台にて対面セミナーを開催します!お楽しみに!

▼会員限定動画▼

これまで、会員の皆さんには限定のコラムや動画を配信してきました。現在下記のような動画を配信中です。閲覧にはパスコードが必要です。何度かメールでご案内しておりますが、もし会員の方で「パスコードがわからない!」という方はteacch.tohoku@gmail.comまでご連絡ください。

▼会員限定コンテンツ▼

現在、会員限定の質問フォームを設けています。匿名にしようかとも思ったのですが、会員の方からのご質問であることを確認するためにお名前のご記入をお願いしたいと思います。ご質問については、全てにお返事できるわけではなく、会員の皆さん全体にとって有益だろうと思うものを中心に取り上げて、限定コラムなどで書いていきたいと思います。

▼その他▼

ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!

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