KODO 2020年6月3日 10:50 秋の紅葉より、巫女の袴のほうが映える写真がある。前者には夏の青を背負いし赤を想い、後者には原始の赤を感じる。概して異色のあわせがその深みを際立たせるものの、それは感覚や思考といった五感の獄中での話に留まる。一切を棄て果てたさきにある景色は、血そのものの色しかないのではあるまいか。 いいなと思ったら応援しよう! いつも心温まるサポートをまことにありがとうございます。 頂戴しましたサポートは、農福連携ならびに読書文化の普及に使わせていただいています。 チップで応援する この記事が参加している募集 #カメラのたのしみ方 59,133件 #エッセイ #カメラのたのしみ方 #巫女 #高堂院 #短章集 46