起きてすぐのゲームを許す、不良主婦の教え(危険なので、真似しちゃダメ)
目覚まし時計に頼らずに起きるには?
冬の朝は、寒い。
できればずっと布団にくるまっていたい。
それでも、小学校は、8時ぐらいに登校しなければならない。
ということは、逆算すると
朝7時には朝ご飯を食べさせて、着替え、歯磨きを……。
それなのに、息子は7時過ぎてもグースカ寝ています。
目覚まし時計がずっと鳴り続けていても起きようとしませんでした。
さて、どうしたものか?
音の刺激がダメならば……。
身につけさせたい習慣づけには、ポジティブ強化が効果的。
ということは……、
息子の好きなものと、早起きをくっつけちゃえばいいのか。
好きなものは、ゲーム!
え?
ということは、自分で朝起きられたらゲームOKにするってこと?
さすがに、朝起きてすぐにゲームは……。
いや、ポジティブ強化の実験で息子が起きれるようになるならやってみよう。いざ、人体実験!(危険なので、真似しないでね)
親子会議
「息子君、どうして朝起きられないと思いますか?」
「ねむいから。」
「では、もし朝自分で起きることができたらゲームOKとしたらできそうですか?」
「°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°できる!」
(本当なのだろうか?)
「(こほん)では、起きてからのゲームを許可します。」
翌日。
私はまだ布団の中だが、うっすら暗い中で物音がします。
どうやら息子がゲームをとりにいきました。
そして、ポチポチとやっています。
!?
あんなに自分から起きなかった息子が
スクッと立ち上がり、しっかり覚醒している!?
なぜ?恐るべし、ゲーム力……。
でも、音がうるさい。
夫はまだ寝ています。
「ねぇ、ちょっとその音を小さくしようか?
あ、イヤホンをつけるといいかもね」
「うん、わかった。」
「ちゃんと、7時に終われるようタイマーもかけてね。」
「うん。」
こうして、かれこれ数カ月。
私は目覚まし時計をかけることなく、
息子たちは毎朝7時前にきちんと起きています。
しかも、イヤイヤ起きるのではなく自主的に。
時々寝過ごして、
「クソー!ゲームができなかった。」
と悔しがったり、しょんぼりしたりする日はありますが。
恐るべし、ゲーム力。
ただし、これは夫にはつかえないんだよなぁ。
ゲーム < 睡眠 だから。
やっぱり環境(システム)づくり
〝朝、子どもが起きない。”
この事実を問題だと捉えるか、
解決すべき事項ととらえるか、
母のストレスをぶつけて息子に当たってしまうのか、
期待をこめて自分で起きてくるのをひたすら待つのか、
目覚まし時計を変更するのか、
思考は人それぞれ色々あると思われます。
我が家の場合は、
ポジティブ強化というワードから、
どういう風に環境をつくると、
私もストレスなく、息子も楽しく起きてこられるか?
に焦点をあて実験してみました。
そうしたら、思いのほかハマってしまいびっくりでした。
今回のやり方は、みなさんにはおすすめしませんが、
こういう考え方で環境を整えていくのは大事だと思います。
以前、宿題のゲーム化という記事を書きましたが
これも同じで、環境づくりです。
環境を整えていくと、
子育てによる、むだな感情エネルギーを使わないので、
育てる側は本当に心地よいことに、フォーカスできます。
こどものえがおのために、
我が家の安心安全な環境のために、
母がごきげんをキープするのは、すごく大事です。
何か、新しく始めたい事があるときは、
好きなことやゲーム性をくっつけてみると
うまくいくかもしれません。
そんなお話でした。