子どもの成長と切なさの絵本
こんにちは。絵本セレクターのnamiです。
私は本が大好きです。なかでも子どもが生まれる前から絵本も大好きです。絵本は子どもが初めて触れるアートでもあり、サブカルでもあると思います。
改めて私が一番好きな絵本というのを考えてみました。
好きな絵本が多すぎてかなり悩みましたが、一番はやはりこの作品です。
林 明子作 「こんとあき」
絵のタッチなども好きなのですが、“あき”という女の子の成長とともに、古くなっていく、ぬいぐるみの“こん”。
旅のはじめは、しっかり者のこんに連れられていた“あき”。砂丘で一人きりになって「こーん!!」と叫ぶシーンは泣けてきます。そして旅の後半、今度は“こん”をおぶって歩く“あき”がとてもたくましく見えます。
おばあちゃんの優しさにもまたホロリ。
何度読んでもグッとくる絵本です。
少しずつ深まる秋。お子様と一緒に、ぜひ読んでみませんか?
絵本は子どもとのコミュニケーションツール。ぜひ沢山の素敵な絵本に触れてみてくださいね。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。