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デイ・ドリーム・ビリーバー

こんにちは。こだわり子です。
実は、悩んでいたことがありました。

「こだわり子は不良がスキだ」と言われることです。

一度そうではなくてと説明したところすごく納得してもらえたのですが、どう説明したかを忘れてしまいました。

数日考えて、ようやく答えが出ました。

私は「察することができる人」がスキです。

うまく伝わるかわからないのですが、具体的な例を書いてみたいと思います。


とある居酒屋さんで、調理担当の方とおつきあいした時のお話です。

ある日、「人の作ったごはんが食べたい」とのことで、それまで自信がなく断っていた私もならば作ろうとやる気になりました。

が、「化学調味料は舌が鈍るから入れないで」と続いたため、味の素を1本ぶちこみたくなりました。

その気持ちをこらえ、当たり障りのない味付けにしました。



こちらのトマトソース、おうちで簡単イタリアンが楽しめるので現在もお世話になっています。

チキンを焼き、トマトソースのお力をかりてチーズが溶けたら完成です。

夜中の3時なので、あとはサラダにしました。

「ふ~ん。こういう味になるんだ」

この方は、人にごはんを作る時どんな気持ちなのかと思いました。


しばらくして、私はインフルエンザにかかりました。

その時は、隣の部屋に母と息子がいました。

高熱で吐き気があったのですが、トイレに立ち上げることができません。

「ビニール袋を持ってきてほしい」

当時の私は、人に頼ることがへたくそでそれをどう伝えていいかわかりませんでした。

考える余裕もないので、とにかく家の電話を鳴らしました。

母が出たのですが、とっさに
「もしもし私です~」となぜだか父の愛人を装い、隣の部屋にいたずら電話をしていました。

母も私だと気づかず動揺していましたが、
「何やってんのよ~」とビニール袋を持ってきてくれました。

もちろん、父に愛人はいません。

その方に伝えると爆笑し、
「おもしろい!俺はおもしろい人がスキ!」
お店の常連さんにも自慢気に話したそうです。

このタイプの方は初めてで、もう終わったと思いました。


そして、インフルエンザの薬を飲みきった日だと思うのですが、夜中に急に覚醒してしまいました。

ザ・タイマーズさんの
【デイ・ドリーム・ビリーバー】を口ずさみ、
ものまねが始まり、あまりに似ていないので
1人で笑い転げてイカれてしまったのです。

翌日、何事もなかったかのように元気になりました!


その後、「別れる時は急に言わないで」とのことだったので、しばらく放置しました。

別れをつげた時、「うん。気づいてた」と言われ、そりゃそうだと思いました。


考えてみると、ここ数年、恋愛というものをしていません。

次回は、相手の方を知ることから始めたいと思います。


そして、肝心の私はどうかというと、
察することができません!



最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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