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【読書記録】定価のない本

Appleのオススメで購入して、そのまま積んでしまっていた本。ようやく最後まで読んだ。

誰がなぜ殺した系のミステリかと思いきや、話は国家規模の陰謀に。この陰謀があまり現実的と思えず、読みながら少し冷めてしまった。風呂敷が広すぎるというか。

古本・古典藉の世界や日本史・教育論、それから某有名作家の登場は面白く読みつつも、物語の芯がハマらなかったのでなんとも言えない読後感。門井慶喜さんの本は初めてだったが、しばらくは様子見になりそう。

★★

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