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美学は基本アホらしい

こんにちは、関東在住の工学系大学院1年生ティムです。

今回は、長年京都大学で数学を教えてらっしゃったモリキこと森毅さんの言葉から引用させていただきます。人生20年説を唱えてらっしゃったりと大変興味深い考えをされる方で、尊敬する人物のひとりです。

1.美学に関する引用 いろいろ


森毅

「美学というものはたいてい、合理性の観点から言えばアホらしいと知りながらあえてやる。そのカッコよさにこそ、美学はある。」


うーむ、粋な言葉、、、かっこいい。

以前、著作家の山口周さんの「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 」という本を読んだのですが、この本でも同じような事が書かれていた記憶があります。

いま本を引っ張り出してきて、ザッと見てみたのですが、山口周さんの言葉で言えば「美意識」とは「主観的な内部のモノサシ」だと。自分の中で自分を評価するための確立されたモノサシがあるからこそ、無数に存在する「客観的な外部のモノサシ」に左右されイチイチ右往左往しなくても良い、と。

本当にそう思います。というか、これを読んだときそう思いました。


SEKAI NO OWARI さんの楽曲Dragon Night(ドラゲナイッ)の歌詞にも

「人はそれぞれ「正義」があって」

とあるように、

この「主観的な内部のモノサシ」、すなわち「美意識、美学」っていうのはどうせ人の数だけあるのだから、自分のものを持っていないと、振り回されちゃうんだろうなーと思います。どれも正しいんだから。

他の人のモノサシも、その人に論理的に説明されたり、その人のバックグラウンドなども考えれば理解できるだろうし、「その価値観いいな」と思うと思います。けれどそれに加えて、自分だけの自分を評価する指標を持っていると強いのではないでしょうか。

何かの選択を迫られた際に、その自分の内のみに存在する指標に従って迅速かつ後悔のない選択をできたりします。そうやって積み重なっていった選択・決断は自分の自信にもなっていきますし。

(ちなみに私は、どんな人の価値観も基本的に尊重できるのですが、それゆえ、大学時代は、「〇〇って、考え方ブレブレだよな(笑)」といわれることもあったりし、自分の一番大事にしたい価値観は何なんだろうと、アイデンティティを見失っていた時期もありました。(赤裸々話。きゃー))

2.ティムの美学 箇条書き

ここで一応、現時点で考えるティムの美学をいくつか上げてみたいと思います。今から考えてみるので、重要度などは順不同です。


・少なくとも自分が所属しているコミュニティ内には仲間外れを作らない(排他的な扱いをしない)

・どんな意見にも、その人がそう考えるバックグラウンドや経験があると思って、その人が本当に言おうとしている事を理解しようと努める。

・毎日何か一つでも新しい発見をする。(食べたこと無いアイス食べるとかでも良いけれど、とにかく、昨日の自分は知らなかった世界の真実を一つ増やす的な。笑)

・幸せな人生を生きる一番大事なファクターはポジティヴさ(単純な「明るさ」とは違う。根暗かつポジティヴは両立しうる)というマインドセット

・他人を蔑まない。というか一次元の評価軸で評価しない。

・見えていることが全てだと思わない。(その人には、自分が想像すらしない経験やバックグラウンドが存在するかも)

・間違いなく、人の価値を図る指標は、持っているお金の多さではない。断言。そんな単純なことじゃない。ただはっきりと順列が出て分かりやすい指標というだけ。時給とその人の価値は比例するという考えもあるが、半分あってるかもしれないが半分違う。

・コンビニの店員さんに必ず「ありがとうございます」と目を見て言う。

・人が見ていない場所で努力や工夫、かっこいい。自己満足な行動こそ最高の自分に対する栄養剤。

・ポイ捨てしない。(不慮の場合を除く。)


とかですかね、とりあえず。ただの院生が偉そうにすみません。一次独立ではない項目もあったっかもしれませんが悪しからず。

これらの、私が大事にしたいと思っている事って、他の人から見ればどうでもいいことな可能性も十分あります。でも、それでいいっていう話です。

美学なんて言うのは究極の自己満足。自分の作った指標で自分を評価して、自分のことを「あれ、もしかして案外かっこいい魅力的な人間じゃね?」と、自信持って生きれれば、それだけで幸せなんじゃないかと思うわけです。

大事なのは、自分にだけは嘘つかないという事。自分が正しいと思うことをする。

3.まとめ

・幸せに生きるためには、自分自信を評価する自分だけの「モノサシ」(美学)が必要。

・「モノサシ」(美学)は人の数だけ存在し、その全てが正しい

・自分の美学に従って生きることで、自分に自信を持って生きられる。

・もっとカッコいいと思える美学が現れたら、適宜「モノサシ」をアップデートしていくべしっ


では、そんな感じで。

今日も、こんな拙い文章を読んでくださり、本当にありがとうございました!!


P.S 最近、一丁前にnoteの目次機能を駆使し出したティムなのであった~。

ティム

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