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2025年10月までにxのソフトウェアエンジニア(SWE)になる人の備忘録

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最近の記事

丸亀製麺は結構あこぎな商売をしている

小平市の丸亀製麺でうどんを食べた。 うどん特大(特大のことを「得」と書いている。別にお得でもないので、やめてほしい。)とかしわ天を頼んだ。うどん特大が710円、かしわ天が190円。丸亀製麺アプリを入れているのでかしわ天が30円引きになり、しめて870円である。 さて、この値段(正規価格900円、クーポンを使って870円)を見てあなたはどう思うだろう。 私は正直に言って高いと思う。あこぎな商売をしている(適正価格でない)と思うわけである。 話を整理しよう。うどん特大サイ

    • 人文主義のいいところは誤魔化していないところである

      人文主義のいいところは人間の率直な感覚をごまかさないところである。 率直な思い、考え そういうものをごまかさない。 官僚主義(≒要するに大規模組織制度)とか、労働とか会社とか就活とか、全部ごまかしなわけである。ごまかしたり妥協したり、なあなあにしたりしたものたちの長年の産物なわけだ。 また、正しさがある程度、人文主義(人文学)のなかでは認められていると思う。それの存在感がある。というか、正しさを追求することが、人文学の目的の一つとして在る。 「正しさ」とここで言っているの

      • 続・道選びについて

        道を選ぶときに。 やはり、環境が大事である。数学を分かりたい人は数学科か、数学をするコミュニティに行くことが大事だ。データサイエンスもそう。ソフトウェアエンジニアリングもそうである。仕事選びと環境選びは、自分の目的達成・充実のために、互いに連関している。 そのとき、ただやるだけではなく、一歩一歩学習できる環境が大事である。いきなり本番や中上級クラスにぶちこまれても、できない。基礎から着実に、忠実にできる環境がいい。

        • いままで読んで良かった本

          小野紀明『西洋政治思想史講義』 自分の人生の幕が上がった本。 高坂正堯『宰相 吉田茂』 偉大さ、矜持、大人 「人間」を深められる一冊 ストラング『線形代数イントロダクション』 遠山啓『無限と連続』 コルメン他『アルゴリズム・イントロダクション』 賢い人間たちが分析的な武器を使って数学などを説明する。僕は文系のバックグラウンドだけどいい本たちだと思う。 人生系 森毅『森毅ベスト・エッセイ』 いい本。平易だし全ての人におすすめ 三木清『人生論ノート』 全部読めておらず拾い読み

          人生が軌道に乗る感覚

          今進んでいる道が軌道に乗っている感覚。こういう感覚は大事である。 こういう感覚をうっすら感じること。目的に対して、目的への道を感じたり、ちょっと違うなと思ったら修正したり探したりする力や感覚、をバランス感覚という。 ひとつ重要な注釈をつける。 「軌道に乗るためには、何本かある、正しい道に乗る必要がある。」 ここで言う道とは、「目的に対して、それを誠実に歩むことで、達成する見込みが相当程度高い経路」のことである。道は、無理な努力でなく、着実に歩めば一歩ずつ前進することが相当

          人生が軌道に乗る感覚

          政治を視ることへの入門

          大学や高校などで、政治学をこれから学ぼう、修めようという人向けに、ガイドラインとなることを目的として、「政治とは何か」について、色んな視点から見てみる。 ①政治とは(イーストンなど、教科書的な説明) まずもって「価値の権威的配分」であるという定義がある。また、"Who gets what, why, where”を対象とした学問であるという説明がある。 「価値(worth, value)」とは、第一に金銭的価値(貨幣)であるが、承認(名誉)などの対人的価値であることもあり

          政治を視ることへの入門