いままで読んで良かった本
小野紀明『西洋政治思想史講義』
自分の人生の幕が上がった本。
高坂正堯『宰相 吉田茂』
偉大さ、矜持、大人 「人間」を深められる一冊
ストラング『線形代数イントロダクション』
遠山啓『無限と連続』
コルメン他『アルゴリズム・イントロダクション』
賢い人間たちが分析的な武器を使って数学などを説明する。僕は文系のバックグラウンドだけどいい本たちだと思う。
人生系
森毅『森毅ベスト・エッセイ』
いい本。平易だし全ての人におすすめ
三木清『人生論ノート』
全部読めておらず拾い読み程度だがいい本だった気がする
渡辺一夫『ヒューマニズム考 人間であること』
いい本。
個人的な趣味
マキァヴェッリ『ディスコルシ』『君主論』
ルネサンス・人文主義を教えてくれる人文主義者。閉塞鬱屈している人は読むべし。精神が大事である。
バーリン『マキァヴェッリの独創性』
叙述が剃刀のように鋭い。
マルクス『資本論』
中身もさることながら言い回しもいい。読むとヘーゲル的な言い回しにも馴染めてくる気がする。
その他
駿台の講義。特に数学(雲K、森さん、石川さん、吉原さん)、国語(小池さん)、英語(大島先生)はよかった。分かっている人たちです。数学に関しては本当に出来なかったので、もう1人坊主でおしゃれメガネでヒゲのおじさん(名前忘れたけど文系数学を担当していた)もよかった。基礎を教えてくれた。
『マスタリングTCP/IP 入門編』
ネットワークについての本。感動する。ネットワーク関係にこの本の著者がいてくれてありがとうという本。
グレーバー&ウェングロウ『万物の黎明』
面白い。『価値論』も読んでないけどたぶん面白い。
村上春樹『ノルウェイの森』
いまの時代に好まれない小説かもしれないが、僕は永沢が好きである。
小林秀雄
僕はよくわからなかったが、僕の最も尊敬する先輩は「最悪、小林秀雄だけ読んでおけばいい」と言っていた。なにを理解できるかは知能と言語的な能力と感性に依存すると思うので、僕はわからないことが多かったが、高い感性・知能のある人には勧めたい。
サルトル・ルソー
いいことや面白いことを言っていた。
最後に
大学で大人の都合(単位・履修・GPA, インターンなど就活、うっすい学習)に振り回されるな!自分の血となり糧になることを思いっきりしろ!その活動のなかの一つが、本を読むことだと俺は思う。留年したっていいんだ!誰が何と言おうと、絶対にいい。少なくとも俺とマキャヴェリと森毅はそう言うよ。(いやマキャヴェッリなら、戦略的な留年なら何年したっていい、あくまで「戦略的な」だ、って言うかな笑)