【無料公開】多忙な人のための「7つの習慣を体得する」10の行動リスト
ゴール
今回は言わずと知れた「7つの習慣」を実際の行動に落とし込むことによって、あらゆる成功の土台を支える「人格」の構築を目的とする。
また、「7つの習慣」を過去に読んだことがあるが、結局今7つの内容を思い出せない人は、ぜひ今度は「行動」をすることで7つの教訓を体得してもらいたい。
期間
約1週間
行動リスト
1:主体的な選択を10回する
7つの習慣のうち第1の習慣は「主体的である」である。
この習慣を体得するためには、いかなる状況・環境においても自分には「選択の自由がある」という事実を自覚しなくてはならない。
職場に行く、道を前に歩く、呼吸をする、トイレにいく、挨拶をする、などどんなに些細な言動も全て自分に「選択の自由」があり自分自身で選択をしている自覚を持とう。
まずは、今までなんとなく行動していた生活を抜けるために、今から10回程どんな些細なものでも良いから主体的な行動をとってもらいたい。
一度考え方の癖が身につけば、20個30個と意識して「選択」することができるはずだ。
2:自分の人生の最後を思い描き、どういう風に死にたいか書き出す
第2の習慣は「終わりを描くことから始める」である。
仕事のできる人はすでに当たり前にこなしていることだろうが、人生においても全くプロセスは同じである。
自分の人生の最後をイメージしよう。
そこにはどんな人がいるのか、周りの人の表情はどうかなどできる限り、状況をイメージすることで、あなたが目指すべき人格が少しずつ見えてくる。
3:自分はどういう人間になりたいか書き出す
さて、2の結果からいよいよ「自分が目指すもの」「自分にとって大切なもの」をそれぞれ可能な限り書き出す。
これらさえイメージし、言語として書き出すことができたのら、あとはそのイメージどおりになるように日々生活していれば、間違った方向に進んでいくことはなくなっていく。
4:自分にとって優先度の高いものを順に10個書き出す
第3の習慣は「最優先事項を優先する」である。
成功者たちの共通点は、目的のためなら自身の感情を押し殺し、どんなに嫌なことでも実行に移す習慣を身につけているということである。
この習慣を体得するためには、まず何がいまの自分にとって本当に優先度の高いものなのか明らかにする必要がある。
やらなくてはいけないこと、やりたいことが乱雑に整理されていない状態では何をやっても満足することはできない。
ここでは一度それらの内最も優先度の高いものを10個順に書き出す。
(好きか嫌いかでなく、必要かどうかで考えるように)
5:誰かにWin-Winの提案をする
第4の習慣「Win-Winを考える」は人によって得意不得意が分かれるところだろう。
もともと「与える」ことが得意なタイプの人は簡単にこなすことができるが、「もらう」ことだけに慣れてしまっているタイプの人は少し頭を悩ます必要がある。
早速実践していよう。
どんな小さなことでも良いからとにかく、今から自分で誰かにWin-WInの提案をしよう。(連絡でも直接でも構わない)
その人は何を求めているのか、何をしたら嬉しいと感じてくれるのかよく考え、自分からそのものを提案するプロセスを身につける。
Win-Winの提案ができない人は、この箇所を飛ばしたいと感じるだろうが、その場合、一生「もらう側」(消費者)にしか自分はなれないという覚悟を決めよう。
6:他人の話を聞き、相手の気持ちを言葉にする
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を体得するにはとにかく共感による傾聴を体験する必要がある。
ここでは、まず相手の話聞くとき「相手の気持ちを自分で考えて言葉にする」という行動を行う。
「なるほど。それって、めちゃめちゃ辛かったでしょ」
「つまり、今は自分で主体的に動ける人よりも言われたことを淡々とこなすような人を見つけたいんだね」
など、相手の発言からまだ相手が口に出していないような潜在的な感情を推測して自分が言葉する習慣をみにつけよう。
今まで他の人を理解することが苦手だった人は難しいと思うが、何日かかけてでも良いので、誰かと話すときは必ず相手の気持ちを推測して言葉にする癖を身につけてほしい。
(どれだけ今まで自分が理解しようとしていなかったかわかるはず)
7:互いに尊重をしあっている関係の人物を3人書く
さて、ここまで行動することができたあなたはかなり「人格」が磨かれてきているはずである。
ここでは、いよいよ第6の習慣「シナジーを創り出す」を少しだけ体感する。
早速、自分にとって互いに尊重をし合っている人物を3人書いてもらいたい。
なぜ、その人と自分は互いに尊重し合うことができているのか時間をかけて考え、自分はどういう人に対してシナジーを感じ、感じてもらえるのか自覚しよう。
8:自分の肉体的側面、精神的側面、知的側面、社会的側面が何点なのか評価する
第7の習慣は「刃を研ぐ」である。
これは「あなた自身」の価値を維持し高めていくための習慣である。具体的には、あなたという人間をつくっている4つの側面(肉体、精神、知性、社会)の刃を研ぐということであるが、ここではまず現状の自分を評価しよう。
肉体的側面とは、具体的に定期的な運動をしているか、運動能力に支障はないか、美味しい食べ物を食べているかなどである。
精神的側面とは、価値観を守り抜こうとする意志である。周りの人によく流されて自分の意志がコロコロ変わっていないか、そもそも自分の意志を持っているかなど要確認。
精神的側面とは、持続的に学ぶことである。自分は最近何を学んだかなど確認しよう。
社会的側面とは、正しく社会に参加することである。情緒不安定になっていないか。誰かに迷惑をかけていないか経済的に自立できているかなど確認しよう。
これらを自分で見直し、それぞれ10点満点で点数を書き出そう。
9:8で評価した4つのうち、最も優先度の高い1つの点数を確実に上げる方法を考える
さて、8で書き出したそれぞれの点数を見直してみて、自分によって最も優先度をあげて磨かなくてはいけない箇所を決めよう。
(好きか嫌いかではなく、必要かどうかで決めること)
かならず、4つに優先度の序列をつけるように。
10:9で考案したものを実行し、実際に点数が自分の中で上がったか判断、フィードバックをする
さあ、いよいよ最後の行動だがに入るが、この行動は9で分析した自分に必要な側面に合わせた行動を自分で考える必要がある。
腹筋を30回夜にするのか、週に1回美味しいご飯をたべるのか、本を毎月1冊読み感想を書くのか、お金を稼ぐのかなど、自分にいま最も必要なものに合わせてそれが1点でもあがるような行動を自分で考え実行しよう。
これが自分でできたとき、あなたはもう自分だけの力で人格を磨くことができるようになっているはずである。
参考図書
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