ファンをつくる

ファンをつくるための12の行動リスト

ゴール

組織や個人の「ファン」を増やし、顧客全体のLTVのを大幅に伸ばす

  

期間

1ヶ月~1年

  

行動リスト

1:ファンと一緒に改善を繰り返す過程を見せる
自分たちの商品や価値観が好きな既存のファン(候補)の意見をファンミーティングやSNSで積極的に取り入れ、それを元にサービスや組織全体を改善していく過程を見せていくことで、ファンと一緒にサービスを共創しているという意図を伝える。


2:現在の価値の延長上にある、もっといい「未来の価値」や夢を一緒にみたいと思わせる
ファンとは、今現在あるサービスではなくその組織の未来の価値や未来に実現したい夢を一緒に見たいと思っている人たちのことである。

こうした人達を増やすためには、どんどん自分たちの描いている未来を発信していかなくてはいけない。

「あの組織の目指している未来は?」という質問に顧客全員が答えられないようではまだ発信が足りないという証拠である。


3:商品の使用頻度を上げる
人は接する頻度が多いものにほど愛着が湧くものである。

こちらからどんどん接触していく必要がある。

4:SNS上です商品の宣伝をしてくれるファンと積極敵に絡む。
出会う頻度を増やすという目的の他に、Twitter上で色々な人に絡みにいくことで信頼されるようになる。
ファンへの第一歩は組織への信頼であり、新たなファンを作る上で非常に重要なプロセスになる。

5:ファンがおすすめをするきっかけをつくる
せっかく、自分たちの商品を好きになってくれても何もきっかけがなければファンがそれを宣伝してくれることは難しい。

「あの、〇〇」という言うふうに、他の人に対してファンがおすすめできるようなきっかけをこちら側がつくる必要がある。

ペアやグループで参加するイベントを開いたり、本などSNSで拡散されやすいものを提供したりなど。

6:価値観を全面的に出した商品をリリースする
まだファンじゃない人に「これ結構好きかも」「今後愛用しちゃいそうな予感」みたいな風に思ってもらう最初にきっかけをつくる。


7:ファンが愛してくれている箇所を列挙する
ファン自身も気づいていないことが多い。可能性があるものを列挙してみる。
一番効果的なのは、ファンミーティングなどでファン同士で列挙してもらうことである。


8:自社のサイトがその箇所をきちんと紹介しているか点検し改善をする
サイトに始めて訪れた人が自分たちの価値観や、他のファンに愛してもらっている理由を発見することができなくては新たなファンを獲得するのは難しい。
きちんと確認し、改善をしよう。

9:外部メディアに取り上げてもらう
ファンは案外自分自身に対して自信がない。本当に自分のセンスは高いのだろうか。変に馬鹿にされたりしないだろうかと感じている。
そこで、外部からの太鼓判をつけてもらうことでファンに自信を持ってもらうことができ、これによってより宣伝をしてもらうことができるうようになる。


10:全ての施策、接点、活動位おいて誠実である
ファンは自分たちの行動を全て見ている。一度でも悪い噂話が広がればファンはどんどん消えていく。

11:「カゴメに学ぶファン株主の育て方」を理解する
ファンベースに成功した例

12:「Don’t sell to the community / Sell through the community」の構造をつくる
ファンに対してものを売ろうという考えでは絶対にいけない。そうやてものを売られたファンは必ず自分たちが「囲い込まれている」という風に感じ始める。
AWSの構造はその点うまく、自分たちのコミュニティのメンバーに喜んでもらって、その喜びを外部の人に伝えてもらうという施策を徹底している。

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参考図書


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