本を読むのが好きでよかった

昔から本が好きなんですが、今日も本を読んでいてふと思ったことがあります。

“本を読むことが好きでよかったなあ”

だって、何かしら勉強したいときとか、自分にはない価値観に触れたいときとか、何かにつけて本を読むことが多いから。

これは、もともと本が好きだから、本を読むという手段を選んでるだけで、本が苦手な人は別の手段をとるのかもしれないけど。

でもやっぱり、本が好きでよかったなあ、本を読める環境でよかったなあといろんなことに感謝しました。

昔、実家にはたくさん絵本があって、好きな本は何度も繰り返し読んでいました。

また、どこもそうなのかもしれませんが、私が通っていた小学校は読書習慣が盛んで、半ば強制的に本を読まされる機会が多かったように思います。朝の読書タイムとか、定期的に図書室で本を借りなきゃいけないとか、読んだ本を記録させられるとか…はっきり覚えてはいませんが、私の本好きは小学校時代に確立されたような気がしています。

でも振り返ってみると、読んだフリしてズルしようと思えばいくらでもできたんだろうけど、私は毎回真面目に読書に取り組んでいたなあ、と。
苦痛じゃなかったからですね。

小学校で本を読まされる環境になる前の段階で、家で好きな絵本を読める機会に恵まれていたからでしょうか？

まあ何はともあれ、本を読むことで何かしら知識を得たり、発見があったりすると思うのですが、それってつまり、選択肢を広げることになるなあと最近思います。

でもそもそも本を読むのが苦痛で仕方なかったら、選択肢を広げる以前に、本を読むための訓練なり攻略法を見つけなきゃいけなかったのかなあと思うと、本を読むのが好きでよかったなあと思ったわけです。

本を読むのが好きだし、本屋さんに当てもなく行って徘徊するのが好きだし、本の手触りが好きだし、本を買うのも好きだし、本の匂いも好き。

こんなに好きって思えるものに出会えてよかったなあと、じわ〜っと満ち足りる感じがする、今日この頃です。