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#振り返りnote
昼下がり、ベンチにて。
最近よくこの公園に来る。そばに川が流れていて、昼間でも外で過ごしやすくなった最近は僕にとって絶好ののんびりスポットだ。風に乗って微かに川の匂いがする。それも良い。今日はここで記事を書こう。
昔からの癖で何か熱中するものがあると文字通り寝食を綺麗さっぱり忘れて何時迄も続けてしまう。プラモデルなんか16時間ぶっ続けで作っていた事もあるし、ゲームなんか3日間寝ずに攻略法を探したりしていた。今の僕にとっ
食べてる君の顔が好きだから
彼女が喜びの舞をしている。あまり喜びを露わにしない彼女がこうまで喜んでいる。そう、コンビニの惣菜コーナーにバターチキンカレーを見つけたからだ。
ここ3日間程彼女はバターチキンカレー連続記録を更新し続けていた。(昨日1日空いてしまったのが非常に残念という他ないが)
そして来る今日。色々あって僕は彼女と一緒に家を出た。だらだらと電話をしていたのだが僕が駅に着いてすぐに彼女から豪速球キラーパスの依頼
13畳ワンルームで僕らは旅をする
布団は床に敷く。ベッドフレームは僕ら2人を抱え切れるほど強くなかった。愛し合うたびに彼は悲鳴を上げてその悲痛な叫びが部屋にこだましていた。流石に可哀想だと思った。
この13畳のワンルームは彼女の部屋であり、僕らの動く城であり、互いを閉じ込めておくための牢獄であり、そして何よりもう一つの隔離された世界だ。ここに居れば外界からの全てを断ち切って2人になれる。世界に2人だけみたいだねなんて言える。雨が
僕らは夜のコンテナ置き場
夏の前の静かなコンテナ置き場には中身が抜かれた空っぽのコンテナ達が暗い海を寂しそうに見つめるばかりで何もない。そう。何も無い。少し蒸し暑くて夏へと羽化する春が発する少し湿った甘ったるい匂いが立ち込めている以外何も無い。だから僕らはそこに惹きつけられたのかも知れない。
彼女の家の最寄り駅にある居酒屋で飲んだ次の日の事。次、いつあえる?なんて言われた僕は(本来なら駆け引きとかそう言った観点から少し焦