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映画 『8 1/2』

死後1分後に観るアタマの中
映画監督のクイドは体調を崩し療養中の温泉で、自身の映画に干渉するプロデューサー、俳優、女性たちに悩まされる。幾遍もの断片を繋ぎながら、現実とも逃避ともつかない映画が完成する。

ひたすら「イタリア人ってカッコよい」と思った。主演のマルチェロ・マストロヤンニのモノクロ映えするルックス、イタリア語の響き、賢者と愚か者の対比…すべてがカッコよい。

こんな感じで人々が映るのなら…悪くない

自分の死後に神様が、こんな素敵なダイジェストを脳内に流してくれたら本望だと思う。フェデリコ・フェリーニ監督は、一瞬だけ神の瞳を持ってしまった。


私の人生の混乱はすべて...私自身の反映で、ありのままの私であり、私がなりたい私ではない。

今の私っぽい…

 


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