忘れてたかも、この映画の存在を なぞのマスクを拾った内気なオトコが、マスクを被ることにより大胆に変身する。 ジム・キャリーのスキルとCG技術により、カートゥーンの世界を実写で魅せてくれる。本当に奇跡的に産み出された映画で、時代と俳優と技術がピンポイントで交差した感じがある。 東側が崩壊~911までの約10年間は、緑の男が踊ってハシャギまわる気楽な時代だった。今はカートゥーン映画も、時代を反映してシリアス味を加味したヒーローが多い。また気楽な時代が来るのか?
ロン(ハリー・ポッター)も大きくなって… 最強の殺し屋ビクターに、女性詐欺師の殺害依頼が届く。実行しようとするが、失敗を重ねるうちに詐欺師と恋に堕ちていく。 ビル・ナイ、エミリー・ブラント、マーティン・フリーマンに加えて、ハリポタのロン(ルパート・グリント)と、超豪華キャストのコメディ。あくまでお洒落で気の利いた、古風なコメディになっている。このキャストで手堅くまとめた印象が強い。 ハリポタのロンが、青年になった姿を見られるだけでも儲けものだと思う。彼は脇に回って、永遠に
どんな思い出も、4コマ漫画 2人の作画家女性の交錯する人生を、小学校から成人になるまでを描く。 「アニメーションっていいな」と、久々に思った。純粋に痛さ、楽しさ、悲しさを受け取ることができる。また、小学校から青年期の感覚を思い出させてくれる。「どんな思い出も四コマ漫画にできる」ことは、時分史とのリンクで個人的な発見。 劇場で観ようと思ってたが、時間が合わないうちに上映が終わってしまった。たぶん劇場で観たら、帰り道を覚えてられないくらいの衝撃を受けたと思う。
アメリカ民主党は故意に負けたかもしれない、カマラ・ハリス以外の州知事か議員上がりなら勝てたかと。結局、政策が息詰まってて逃げたかも…(ジミー・カーター~レーガンへ、みたいな)
全員が濃いめの90年代 建設現場で働く労働者クエイドは、脳に偽記憶を埋め込むリコール社を訪れたことから、本当の自分に目覚める。 シュワちゃんの特性を活かしたドラマ。多少ぎごちなくても(当時)、成立するダイナミックな原作を選んだ勝利。ただミュータントの描き方などは、現在のコンプラではNGとなるだろう。 90年代のモジャモジャヘア&盛モリの女性と、ゆるゆる(男性)or ピタピタ(女性)ファションが並ぶ。昔はこんな未来が来ると思ったのかる
旦那に惚れ直した奥さんと核爆発 家族に隠れて仕事をする政府の工作員。テロリストに生命を狙われるうち、次第に家族もテロリストに狙われるようになる。 男性の変身願望に寄り添った映画。普通の会社員が、実は工作員というのは格好よい。でもシュワルツネッガーみたいな、身体をしてて「何のための筋肉?」と思わなかったのは、ある意味でスゴイ。 核爆発を見ながら夫婦がキス…日本人にはキツイ。そう考えると、核の惨禍を広めることも大事だと認識。映画自体は、ハリアー戦闘機等など、お金かかってて豪
沢口靖子の変わらなさを確認 伊豆諸島で船舶が行方不明になる事件が起き、バブル直前の東京を襲う。自衛隊の秘密兵器「スーパーX」がゴジラに立ち向かうが、ソ連が気を利かせて核爆弾を東京に落とそうとする。 冷戦末期で米ソの間に挟まれた日本の悲哀も感じさせながら、なんとか自力でゴジラを退治する日本人たち。ゴジラ第一発見者の妹として、沢口靖子がでてくるが、声のトーンとか「科捜研」と一緒で、ひとりだけCGみたいな感じがする。 ぬいぐるみのゴジラは可愛く、怖さよりも中の人と特撮班の労苦
TBS『ラヴィット!』水田信二のクッキングに、「モラハラ」という冠が付いて納得。半レギュラーになって半年、和牛解散のあとの生きる道をみつけたかも!
マキシマス将軍と密集隊形組みたい ローマ帝国の将軍マキシマスが家族を殺され失脚し、最下層の剣闘士から皇帝に復讐を果たす物語。 ラッセル・クロウがカッコイイ映画。将軍としての威厳もあり、一緒に戦いたくなる気がする。悪役のホアキン・フェニックスとの対比は素晴らしく、善と悪のコントラストも見事、何から何までキャスティングが良すぎる映画。 でもラッセル・クロウ…今は…人望なさそうに見える。
S・マックイーンの歩き方カッコイイ! 捕虜収容所地下にトンネルを掘り、偽造書類と平服に変えて脱走を実行する。実話をもとにした映画。 戦争から20年経ってない時代の撮影で、まだまだ経験者の立ち振る舞いをコピーできる頃。各俳優の振る舞いがカッコよすぎる。特に各自の歩き方が、不屈の闘志やら戦勝国の誇りやら感じさせる。 前に見た記憶では、マックイーンのバイクが最期だと思ったが、その他の俳優の最後は覚えてなかった。それくらいマックイーンが引き立つ演出だったと思う。 『プライベート
「娘かわいさ」からの、ちゃんとした映画に。 連続殺人犯が娘とアーティストのライブに訪れるが、そこには無数の警察官が!どーするよ犯人(と娘) M・ナイト・シャマラン監督に何度も騙されてきた。これまでの彼の大風呂敷と展開の弱さに騙され、いくら支払ったのか?しかも今回は、シャマラン監督の娘を出してる…全人類が、騙されるのを覚悟で映画館に行ったと思う。 が、しかし!ちゃんとした映画になってる!あの『シックス・センス』で見せた手腕を、20%ほど見せている。彼の娘も単なるアーティスト
『探偵!ナイトスクープ』追悼 西田局長 「レイテからの手紙」の回だったか、「素の西田敏行って、こんな泣き方するんた」と思った覚えある。舞台でもドラマでもなく、何のスイッチのない西田敏行。
英国風(インテリたち)のコメディとは、こういうモノ 諜報組織MI7の工作員ジョニー・イングリッシュが、フランス人富豪ソバージュのカンタベリー大聖堂での戴冠式を防ぐ。 (たぶん)絶好調時のローワン・アトキンソンのコメディ。『Mr. ビーン』と違いセリフがあるので、各コメディシークエンスも精密になっている。「007」を下敷きにして細かいスケッチが並ぶが、相方に(ローワンと並ぶ高学歴で)天才コメディ師のベンミラーを使うことにより、面白さが拡がった感じ。 ジョン・マルコヴィッチの
多層世界のニコラス・ケイジ天国 2分先の未来が見える男が、核兵器をめぐる陰謀に巻き込まれる。世界を救うか?ニコラス・ケイジ 「何でも無いない男」を演じさせたら、ニコラス・ケイジは上手い。これがいかにもヒーロー臭が漂う男に「2分先が見える…」を演じさせたら、仰ぎょうしくなると思う。ただ運命の女性だとしても、いきなりモテてしまうのか?って疑問は残る。 あとジュリアン・ムーアほどの女優が出る映画だったのか?が気になった。別に彼女でなくても…。 いろんな要素を詰めながら、速いテ
改革は止めません!自民党の… 何故か川崎市市議候補になってしまった山内和彦氏の選挙を見つめるカメラ。党の地方幹部、先輩議員、ラスボスのように投票日前に現れる小泉総理…。 選挙という巨大な賭け事に呑み込まれた大人たちのドキュメント。誰もがジャンキーみたいな瞳とトーンで、アタマの下げ方、辻立ちの角度、先輩議員の立て方まで、新人候補に「さも自然のこと」のように指導する。「負けたら、私たち無一文よ。」奥さんの葛藤も分かるけど、その言葉こそが全てのトリガーとして選挙ジャンキーたちを
大阪から名古屋に来た。名古屋(愛知県)だけは全ての数値がすごい。(あと国内切り捨ても容赦ない)