映画 『ファーザー』
呆けは「勝ち」なのか?
ロンドンに住む元エンジニアの男性。娘が支離滅裂な事を言い出したり、見知らぬ男が家に座っていたりと、周囲が混乱していく。
完璧にアルツハイマー病患者を演じたアンソニー・ホプキンスが凄すぎて、本当に逝ってしまったのではないかと心配するほど。最初の混沌とした状況が落ち着いていく終盤は、極私的なショーダウンが切なくて、死ぬまでに全てを捨てていくであろう彼に、少しの「希望」みたいなモノを感じてしまった。
でもあれ風の意識混濁している、70歳前の顧問が我社にいるのだが…10分の話で10回くらい話が飛んで、要領の得ない人物。彼に見てもらおうか?
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