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外国人価格導入?: ぼったくりと青の洞窟

最近日本ではオーバーツーリズムや外国人価格の導入が話題らしい。

居住国では、最近会う人会う人日本に行っているか、行こうとしている。安いと話題になってるからだ。少し前までは日本に行くのはお洒落な寿司なんかをつまむようなちょっとポッシュな層やオタクが多かったように思うけど、今は「誰でも」行くようになったからか、トラブルも起きていると聞く。

外国人プライスだけど、散々払ってきた側からするとどんどん取った方がいいと思う。タージマハルは昔無料だったように思うけど、ある時現地人1ルピー(ほぼ無料)、外国人20ドルになった。ネパール人に扮して安く入ろうとする日本人旅行者も昔いたけど、まだいるんだろうか。

外国人観光料、ビザ、空港税、宿泊税、旧ソなどのバウチャー制度、外国人用メニューの価格の違うレストラン、ぼったくりタクシー、現地ガイドがいないと入境許可が降りないところ。各地で外国人向けのいろんなものにたくさん払ってきた。日本もがっつり取ったらいいと思う。

これを書いてただけでたくさんの外国人価格やぼったくりを思い出してイラッとしたけど、そういえば近年最強にボラれた感が強いのは、イタリア•ナポリの青の洞窟である。

最後小舟に乗って洞窟内に入る前に、船頭に1人あたり10ユーロという高額な心付け…と言う名の脅迫をされる。人生でそんなに何回も行くところじゃないから、え?!高っ!!と思っても中をゆっくり見せてもらうためには泣き寝入りして払うしかない。10年くらい前に行った時はそんな値段じゃなかったと思ったんだけど。

仕方なしに払ったけど、同じ船に乗ってたチップを拒否して払わなかったアジア人は、小舟から大きめの船に飛び乗って戻る時に海に転落し悲鳴で大騒ぎになった。

別に落としたわけではなく、女性のスカートの裾が船に引っかかって自分で落ちたのだが、心付けを払っていたら船頭はもっとしっかりと手を持って船に飛び乗らせてくれたかもしれない。青の洞窟に行く時は海に落ちないよう動きやすいパンツを履いて行こう。

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