【87】ベッド周囲で考えるミニマリズム
私達は必ずと言っていいほど
眠りにつく。
仕事や生活スタイルによって
タイミングや時間は違うとは思うが
必ず睡眠が必要だと思う。
1日の1/3程度の時間を費やすその時を
どのような環境で過ごしているのだろうか。
年代や趣味嗜好
最近なら災害に対して考えることもあるのだろう。
ベッドの周りもその人の背景やメンタルが垣間見れる
異常に気づくのは家族か介護者か医者か看護師か補装具業者か
自分の事は分からない。
自分の事は見えているようで見えていない。
今更自分の寝床のことなんて考える必要もないっちゃない。
何か対策してるからいい訳でもなく
何もしてないことがいい訳ではなく
自分にとって心地よい環境であれば良いと思う。
より良く生きれるのがいい。
そう思う。
その中で、非効率が見過ごされていることはないだろうか。
ベッド周囲の床のものをかき分けて歩き出す人を知っている。
なせだ?そう思う。
なんでそんなに、ぬいぐるみ?
なぜ、畳んだ洗濯物が枕になっているんだ?
なぜ、時計が3個も4個も枕元にあるんだ?
「なぜ」が重なると
ふと、我に返るタイミングがある。
「その人にとって居心地がいいからこうなってる」
「その人がそうしたいからこうなってる」
自分が正しいと思ってはいけない。
その中で
「何となく」「こだわりなし」
そういった方も多く、どちらかというとそれが普通だとも思ったりする。
日常生活をそんなに細かく考えている人は少ない。
居心地の良さの他には、年齢や体の状態によっては
「動きの邪魔をしないベッド環境」
が必要だと思う。
私個人としては、天災の経験や、物が多い身内が困っている風景を見ては考えることがある。
私が寝るのに必要な最低限は
・掛け布団があること。
・枕元でスマホを充電できる事
・寝返りができるスペースがあること
・寝床からトイレや玄関までの動線に物がないこと
なんだか
頭がまとまらないが
物が必要最低限であることは
「その人の動きを邪魔しないこと」
っていうのを、天災への配慮として思うところがあっただけの話なんだ。