ファースト・キャロットラペ記
キャロットラペを初めてちゃんと食べた。
おそらく今までにも何回か食べてはいると思うのだが、その際は何かしらのデリ盛り合わせみたいなやつの一部であったり、とかくなんかわさわさいっぱいおかずがあるうちのオレンジ色のやつくらいにしか扱っていなかったと思う。
「私キャロットラペという者です、本日はどうぞよろしくお願いします」
「ア、どうも、こちらこそよろしくお願いします」
というように私は今からキャロットラペと対話をするのだなという気持ちで向き合ったのは初めてなのである。
なんでも、