無意識のはたらきを活かす
ビジネスは「意識」でやってる。
「意識」だから、目覚めてる時に取り組む。
因果律を使い、「こうすれば、こうなる」を用いて望む成果を出そうとする。
たとえばぼくがやってきたことでいうと、
あさって本番のビッグ・ウェンズデーは半年前から告知し、じっくり集客、手をあげてくれた人が周囲の人へ「オススメ」するような仕掛けを施し、結果、望んでいただけの成果を手にした。
マーケティングが成果を出した
というわけだ。
マーケティングは「科学」だから再現性がある(と、思われている)。
なので、ぼくが集客で「うまくいった」ことを言語化し、ステップにわけ、
・まず、これをやりましょう
・次に、これをやるといいですよ
・最後、これをやりきりましょう
ということは簡単だ。
でもね。
同じような成果が出る場合もあれば、出ない場合もある。
ここが面白いところ。
一方、思うように集客できないカフェがある。
お金を稼げないミュージシャンがいる。
彼らなりにいろいろやってる。やってるが、成果につながらない。
話は変わる。いや、変わらない。
ユングはフロイトを尊敬し師事していたが、やがて彼の唯物論的世界観に違和感を感じるようになる。
フロイトの書斎で話していて、突然、右隣の本棚で大きな爆音がした。
ユングのフロイトへの違和感・・・わかりやすい言葉にはしていないものの・・・が「外在化」つまり、現実化したわけだ。
ユングもフロイトも何かものが落ちてきはしまいかとあわてて立ち上がった。
ユングはフロイトに言った。
「まさに、これがいわゆる、媒体による外在化現象の一例です」
「たわごとだ」フロイト
「いや、違います。先生、あなたは間違っていらっしゃる。私のほうが正しいことを証明するために、この後すぐ大きな音がすると予言しておきます」
言い終わるが早いか、全く同じ爆音が本棚の中で、起きた。
つまり、ユングの無意識が現象化したわけだ。
今回の衆議院総選挙で、自公が過半数割れを起こした。
因果律で考えることもできるが、これを
「国民全体の無意識が現象化した」
ということもできる。
「無意識のはたらき」を「意識のはたらき」へ
いかにうまく取り入れるか
これが現在のぼくの課題であり、ビッグ・ウェンズデーでもお話する予定です。
なんといってもぼくは阪大人間科学部だからね。
いまようやく活かすことができる。
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