氣の経営
ぼくの経営スタイルは「氣の経営」と今朝気づいた。
合氣道との出会いはこの本から。2006年2月15日。18年前。
冷暖自知(れいだんじち)
身体ごとぶつかって、会得する・・・初めて自分のものになる。食べ物であれ、飲み物であれ、自分の舌で実際に味わわなければ、わからない。
坐禅では「冷暖自知(れいだんじち)」と呼ぶ。
冷たいも、暖かいも、自分で触らないとわからない。
経営も同じで、要するに行動することだ。パソコン画面でごちゃごちゃキーボード打ったって経営ではない。
現場へ行く。話す。確かめる。
運動の意味は「動くから運がくる」。
ゆるむ
電車で立ってる時やるのは、揺れに身を任せ、一緒に揺れる。「揺れに負けまい」として足踏ん張る棒立ちだと、倒れる。
これと同じで、商売には流れがある。自分ではまっすぐ歩きたいのに、なぜか右へスライスしてしまう。こういうときは、スライスするにまかせる。
経営って、「増える」ようにする思考が多い。でも、流れで「減る」こともある(たとえば、このnoteフォロワー。この2日で3人減った)。
「増えたら、減る」「減ったら、増える」。これが健康。
川の水量と同じ。
減りっぱなし、増えっぱなしは不健康だ。
SNSが不健康というのは「増やす」ことしか考えてないから。
これ、ついさっき、インスタ見てたら出てきたもの。
「この投稿、宣伝しませんか?」
というインスタAIからの提案だ。
Boost this post to reach people who may not follow you.
意味は「この投稿を宣伝して、あなたをフォローしていない可能性のある人にリーチしてください」。
ほっといてくれ。ぼくをフォローしていない可能性のある人はフォローしていないんだからそれで良し。お互い、それでごきげんに過ごしているんだから、宣伝でじゃましたくない。
それに、ぼくのこの投稿は、MAIDOメンバーとのラブラブツールとしてのポストカードがすぐなくなるので増刷した、それが届いた、という嬉しさを表現したもの。それをお金出して宣伝するとなると嬉しさが濁る。ゆるみがこわばる。
まー、いろいろあります。
でも、ゆるもう。なんとかなる。
商いの結果を決めるのはぼくたち人間じゃない。
誰か知らないけれど、サムシングが遊んでるだけ。
人間としては、そんなの知ったこっちゃない(笑)
合氣
商いは、お客さんとの合氣。
氣がぴたり合えば、理屈では計り知れない光を放つ。
商品を売る・買う
を超えたJOY+WOW+LOVE and FUNがそこに生まれる。
こういう点でも、商いって、理屈じゃないなあと思う。
以上、簡単ですが、氣の経営三つの要素を書いてみました。
これ、実技で話したほうがわかりやすいんだけどね。合氣道と同じで。
まあ、そういう機会もあるでしょう。
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