転べば、晴れる
自分を理解すれば、世界のすべてを理解できる。
The best way is to understand yourself, and then you will understand everything.
禅の教え。
「北欧、暮らしの道具店」佐藤友子店長がカンブリア宮殿でこうおっしゃってた。
これは禅だ。
自分の「外」つまり誰かの目や世の中の流行に合わせて生きるのではなく、自分が心地よいのはどういう生き方なのか。
あるプロジェクト(情報解禁前)、青木耕平さんとご一緒するので、このあとお目にかかる。そのため、クラシコム(北欧、暮らしの道具店)についていろいろ勉強しているのだが、面白い。
青木さんはぼくの翻訳した『ビジネスを育てる』を愛読してくださっている。「『北欧、暮らしの道具店』を作った本」とまで言ってくださっている。
そしていま気づいたのだが、ホーケンも禅。
ビジネスを始めるのはたいてい「お金儲け」だったり、「IPOして一夜で億万長者!」といった起点が多い。特にアメリカンな世界観だとそうなってしまう。
しかし、ホーケンは、言う。
ホーケンは京都・大徳寺で修行したこともある。臨済宗だから禅だ。
ビジネス、順風ばかりではない。むしろ少ない。逆風が多い。
そういう「思い通りにならない」時こそ、「自分って何?」を知る良い機会になる。
そして、自分を深く知ればしるほど、実はビジネスはうまく回転し始めるのだ。
すべったり転んだりばかり? 歓迎しよう。
自分がどんなときにすべって、転ぶか、わかった。
つまり、自分自身をより深く知ることができた。
明日のビジネスは、晴れるよ。
また転んだ?
もっと晴れる。
つまり、ビジネスは敗者復活すればするほどパワーアップするゲームなのだ。
これほど面白いゲームはないよね。
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