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マーケティング・マガジン

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阪本のnoteで、マーケティングに関する記事をまとめています。
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#フォーカスマーケティング

牛を探せ!

牛を探せ!

どれだけ禅の悟りに近づいたかステップで示す「十牛図」。

細かい説明は省く。

一 尋牛(じんぎゅう):牛が必要であることに気づき

二 見跡(けんせき):外へ出て探し始める

三 見牛(けんぎゅう):見つけた

四 得牛(とくぎゅう):手に入れた

五 牧牛(ぼくぎゅう):飼い慣らす

六 騎牛帰家(きぎゅうきか):牛に乗って家に帰る

七 忘牛存人(ぼうぎゅうそんじん):牛の存在そのものを忘れ

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手から手へ。本が動いた

手から手へ。本が動いた

大きな資本が背景にいない独立系の書店。

家賃があまりに高くなってやってられない。引っ越します。

寄付金で工面し、銀行が入っていた跡地に新店舗を引っ越すことになった。いまの店からは150メートル先だ。

気づいた。
とても大事なことを。

本の在庫が2000冊ある。
これ、新店舗までどうやって運ぶ?
この時点で予算は使い切ってしまってる。

この書店は1977年の開店以来コミュニティを作ってる。

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何かを売ろうとしたら音声が良い

何かを売ろうとしたら音声が良い

テレビより、ラジオコマーシャルの方がモノは売れる

Voicy創業者・緒方憲太郎さんに教えていただいた(直接、ではなく配信音声で)。

もっというと、SNS広告より、ラジオで語りかけたほうが売れる。

ということはですよ

テレビより、SNSより、ラジオ最強。

たしかにインスタやフェイスブックに出てくる広告で買う気に点火したことはない。YouTubeは広告がいやだからプレミアムにしてる。Xは見な

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顧客の粘着性(Customer Stickiness)

顧客の粘着性(Customer Stickiness)

投資会社といってもいろいろ。

ある会社の「何を基準に投資する・しないを決定するのか」についてお聞きし、とても勉強になったのでシェアします。

それは

「顧客の粘着性」(Customer Stickiness カスタマー・スティッキネス)

スティッキーといえばローリング・ストーンズの名盤『スティッキー・フィンガーズ』を思い出す。

ベトベトした指

で、まあ、ストーンズらしいね、イヤラシいね。

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これから大事なのは「リアルに人と会う」

これから大事なのは「リアルに人と会う」

Web3を研究し、ある仮説が確信になった。

ちょっとおさらいしましょう。

Web1.0 はいわゆる企業のホームページってやつで、電子看板やね。

一方向で、対話はない。

いまだにそのにおい残ってるサイトがある。

アベちゃんのサイト、放置しているかというと、そうでもないから味わい深い。

何をかくそう、JOYWOWのサイトもそうだ。

裏話すると、企業のウェブサイトって、手がかかるんだよ。

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チラシは集客に役立つか?

チラシは集客に役立つか?

阪本はフォーカス・マーケティング創始者だから、塾生もマス・マーケティングやらないだろう

と思われがちですが、そんなことはなくて、マス・マーケティングの亡霊はいまも健在です(笑)

滋賀県で新刊イベントやることになり、企画を買って出てくれた塾生。
ありがとう。

「企画はまずお金まわりから」

ということでスプレッドシート共有しあれこれやってるんだけど

チラシ3万円
チラシ置いてもらうのに2万円

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マーケティングは糸電話

マーケティングは糸電話

広告は死ななかった。

1999年、『パーミション・マーケティング』でデジタル時代の顧客コミュニーケーションのあり方を見つめた。ベストセラーになった。電通、博報堂からも講演やコンサルティング依頼を受けた。広告代理店のあり方も変わっていく・・・そんな予感がした。

むしろ広告は増えた。

これがデジタル前のマス広告のあり方だとすれば
デジタル後はこうなる。

つまり、人々は自分のインタレスト(興味・

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