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就労移行支援事業所に通う覚悟
harutoです。
私は元就労移行支援の職員でしたが、在職中に過剰業務によってうつ状態となりました。
幸いにして福祉制度に詳しかったため、迷わず自立支援医療制度、精神手帳を申請して恩恵を受けながら生活をしています。
回復の兆しがみえないままクローズ就労で繋いできましたが、それも限界。
過去にコロナ禍を理由に「障害者雇用」のエージェントを使って在宅ワークについて探ったこともありましたが、そもそも障害者雇用のエージェントに登録したり、紹介して頂くまでの壁があまりにも高くて諦めました。
田舎に住んでいるため「障害者雇用」と言えばハローワークに出ているものしかなく生活に困っています。
病気が寛解しても再発をしてしまい休職→退職を繰り返してしまったので、今回は「障害年金」を申請しています。
こちらの実体験を発表してから手にとって頂く方もいらっしゃいます。
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結果によって進路を決めようと考えているのが現状です。私は厚生年金となりますので、
・通らないか
・通って3級
・通って2級
これだけの選択肢で様々な道を模索しなければなりません。
もうクローズ就労は厳しいため「障害者雇用」に切り替え変えようと思っています。ここ2年くらいで求人が増えているため、年金を貰いながら働く方向にシフトしようとしています。
https://kizuki-care.net/でも紹介していますが「障害者雇用」で働くためには「就労移行支援」がバックに欠かせないと思っています。
そこで就労移行支援に通うかための覚悟について整理します。
悪質な事業性を引かない
私は利用者としてはやりにくいです。なぜなら過去に就労移行支援で働いていたので、利用の仕組みが良く分かっています。
私が配信していたyoutubeの登録者数が100名を超えましたので、記念作品として発表した教材も多くの人に読んで貰っています。
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こちらには真実しか書いていません。
それもインターネットやSNSに上がっていない内容をまとめています。
一部ではありますが、購入者がそれなりにいましたので需要があったと考えています。
私もそうですが悪質な事業所を引かないように気をつけたいと考えています。
就労移行支援に通うための生活リズム
私の今の生活は基本的に「引きこもり」です。
受診や子どもが買い物に行きたいと言ったくらいしか外にでません。
今は寒いので外で遊ぶ頻度が低いので助かっていますが、暖かくなると子どもと外に出ざるを得ませんので困ってしまいます。
話はそれましたが、通所するための生活リズムは始めから出来ている必要があります。なぜなら私の場合「利用料」が発生するからです。交通費も自己負担しなければなりませんので、本当に「塾」感覚で通所するしかありません。
短期で就職するには通所開始時から生活リズムが整っていることは必須条件となります。ビジネスマナーも基本的な部分は出来ている必要があります。
ある程度は就職に耐えられるほどの力をつけなければと考えています。
就労移行支援事業所で何を学ぶか
ビジネスマナーやパソコン訓練、軽作業やオフィスヨガなど様々なプログラムがあるなかで、私のニーズは「就職活動支援」です。通所しながら実績を作りをして、その中ですぐに就職活動をスタートさせたいと考えています。希望としては履歴書や職務経歴書の書き方、面接練習がメインとなっていきます。人との交流も少なったので他の利用者さんとも交流しながら電話応対訓練など行えればと考えています。就労移行支援事業所によっては強制的な場所もあります。全部プログラムで縛っていて、参加しない場合は理由を話すように突きつける場所もあります。肩身が狭くなりますし、かったるいです。私には強制的な事業所は性に合いません。自分のことを見学や体験の段階で分かってくれる事業所が良いと考えています。
短期就職活動で気をつけること
まず就職活動ができる状態になったら、ある程度は自己管理ができて進めることができる状態が最低条件です。また就職先についてはある程度の目星をつけ、必要な部分は職場開拓を依頼するなどしなければ道は切り開かれないと感じています。先にも書きましたが障害年金の金額によって就職先は精査しなければなりません。契約社員なのかパートなのか道は別れてきます。
正社員の選択肢は田舎なので現状ではないのが実情です。
年金不支給の場合は現状ではよく分かりません。
せっかく社労士さんにも依頼して高い診断書代も出したので、そこは信じていたいです。
万が一の場合はまたクローズ就労をするか、障害者雇用に振り切るか理由をこしらえなければなりません。
まだ仕事を辞めて2ヶ月です。
私の友人は1年以上かけて就労した実績があります。
理由さえこしらせてしませば空白の期間は埋めることが可能と言えます。
焦らず目的をもって通所をする
私が勤めていた職場では利用料を払いながらもダラダラ通所していた利用者さんが幾人もいました。そういう利用者さんに限ってお金に困っているにも関わらず、酒やタバコをやっていました。私にそういう娯楽はありません。カツカツで困っている状況です。早期就職を実現させるためにも週5日終日通所はあたり前にしなければなりませんし、きちんと職場を意識した応対をしていこうと考えています。事業所の雰囲気によっては「職場」という雰囲気が少しゆるかったりする場面もありますので、そこは合わせる場面は合わせていこうとは思っています。大切なことはダラダラせず目的をもつということです。焦ってしまってすぐに就職活動というわけにはいかないのでしばらくは事業所のプログラムを体験することになると思いますが、個別支援計画書には早期就職を達成するという目標は入れて貰おうと考えています。
私みたいな奴は「サービス責任管理責任者」を困らせる輩です。
終わりに
障害年金の申請から始まり、悪質な事業所を引かないための工夫を交えながら就労移行支援事業所に通所する覚悟についてまとめてみました。
大切なことは「目的」
通っていれば自然と就職できるかと言えば「大間違え」なのが就労移行支援事業所です。殆どは自分で行動していかなければならない部分が多くあります。職員が慌てて就職を促しているようでは通所する暇や時間が勿体ないです。ましてや利用料を支払っている方は危機感を持つべきだと考えています。利用料を支払わなければならない制度も良くないとずっと思っていましたが、福祉の変わらない闇だと思います。
最後に私の体験について綴ったnoteをつけて終わろうと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。