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実は私、HSPなんです

初めて聞く言葉と思う方もいると思います。実は私も最近知りました。そしてとても救われました。この本の中ではそんな人のことを「繊細さん」と表現しています。

HSP”とはHighly Sensitive Personの頭文字を取ったもので、「敏感すぎる人」と言う意味で、例えると相手の気持ちを気にしすぎて自分の意見を言えない、同じ部屋にいる人の機嫌が悪いと気になって仕方ないなど、人より敏感に反応してしまう人のことです。これは生まれつき持っているもので5人に1人の割合で存在するようです。

もう少し詳しく説明すると、他人の気分に左右されてしまう、人に頼み事ができない、美術や音楽に深く心が動かされる、作業をしている時に誰かに監視されていたりするとやりづらい、周りにイラついている人がいると自分のせいかなとすぐ考えてしまうなど、これはごく一部ですがいくつか当てはまる人がいたら、あなたもHSP(繊細さん)の可能性があるかもしれません。

私の場合、友達と遊ぶのはとても好き、だけど相手の気持ちを考えすぎて家に帰るとどっと疲れがきてしまう、バイト先で不機嫌な人がいたら自分のせいで不機嫌なのかもしれないといつも思う、映画やテレビの画面越しで俳優さんが泣いていたり、曲の歌詞の意味を深く考えたりして心を動かされてすぐ泣いてしまう、公園で親子3人が手を繋いで歩いているのを見るとほんわかな気持ちになってなぜか涙が出てきそうになるなど相手の気持ちを考えすぎて感情がすぐ揺れ動くことが多いです。このような感情を強く感じる人をHSP(繊細さん)と言います。なんとなくイメージ出来ましたでしょうか。

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また人より多くのことに気がつくので、雑な作業をしているのを見ると直したくなったり、細かいことに気がつきすぎて作業が遅くなったりします。だからよく人からは「そんなに気にしなくていいよ」「適当でいいよ」と言われることがよくあります。

私がこのnoteで伝いたいのは、もし私みたいにHSP(繊細さん)の持ち主の方がいたら「今の自分でいいよ」と言いたいです。私みたいな人が他にもいるんだと、同じような感情を持つ人がいるんだと知った時私はとても救われました。人と何か違うなとは自分でも感じており、自分を変えなきゃとずっと悩んでいました。中学高校は特に悩んでいました。

だからもしHSP(繊細さん)で悩んでいらっしゃる方がいたら伝えたいです。そのままの自分で大丈夫と、安心していいよと、そしてこの「繊細さん」と言う本をぜひ読んで頂きたいです。また中田敦彦さんの「YouTube大学」でもHSP(繊細さん)のことについて話してくださっています。その動画の中で中田さんがHSP(繊細さん)に助言をした言葉に私は衝撃を受けました。それを最後にご紹介したいと思います。

「人に頼み事をしていい」「頼み事や誘いを断って良い」「苦手な人や物を嫌って良い」「相手がなぜ不機嫌なのかを確認して良い」「助けなくて良い」

普通の人からすると当たり前じゃんって思う言葉かもしれませんが、私はとても衝撃を受けました。HSP(繊細さん)は人に頼れないんです。「今忙しそうだから」「イラついてそうだから」など相手を気遣いすぎて頼れません。 そして毎回頼み事引き受けてました。「今はできなくもないし今やってる作業早く終わらせればやれるから全部引き受けます」みたいな感じでなんでも引き受けてました。 人を嫌うのは苦手な人として処理してました。苦手な人がいると逆に笑顔を作って接していました。逆に笑顔作って接してしまうのはHSPの方の特徴なんです。苦手な人は嫌って良いんだ。 また相手に不機嫌を確認して良いのは一番衝撃でした。ええ!?って感じです。 最後に助けなくて良い。HSP(繊細さん)は相手が困ってそうだなと思ったらすぐ手を貸します。でも相手が頼ってくるまで助けなくて良いんだそうです。びっくりですよね、でもいつも助けてしまうHSP(繊細さん)は今度から助けなくて良いんですよ。私も今度から相手から頼まれるまで助けないようにしようと思います。


長くなりましたが一人でも多く私のような繊細さんがこの記事を見て知って救われたら嬉しいなと思っています。

ありのままの自分で生きて良いんです



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