「おにぎり専門店」の行列に並んできた話
おにぎりは好きですか?
ランキング上位には入らなくても、おそらく嫌いな人はいないように思います。
「米」なら素材なだけやのに、
かたまって集合体になると「料理」になるという稀有な存在です。
お見合いの席で「ご趣味は?」の次の質問は「お好きなおにぎりの具は?」っていうくらい日本人にとって当たり前な存在です。
〈どんなお見合いやねん〉
そんなおにぎりの“専門店”が、数年前から流行っているらしい。
”いっちょかみ“(「何にでも口をはさむ人」という意味の大阪弁)としては…
もちろん気になってますがな!
コンビニとかスーパーで売ってるおにぎりは高級なものでも200円以内で買えるのに、
【おにぎり専門店】では1個400円超えもザラとか。
それやのに、行列やと?!
ちゃちゃっと食べれるでお馴染みの“おにぎり”求めて行列を作るやと?
きっと山下清先生もびっくりである。
noteでチラチラバレていると思いますが、
わたくし、ケチでございます。
〈なに恥ずかしげもなく、自己紹介しとんねん〉
倍以上する値段にびびって、流行りだして数年間横目で見ていたわけですが、この夏やっと並んでまいりました!
流行っている【おにぎり専門店】では、(卵黄と肉)とか、(鮭といくら)など、2種類を組み合わせるのが人気らしい。
でも、回転寿司で110円以外の皿が目に入らない特殊な視力を持ち合わせている私は、シンプルに「焼きたらこ」をお持ち帰りすることになりました。
感想。
米かたい。
ちがうんです!
お店をdisってるわけじゃないんです!
お粥さん1歩手前のべちゃごはんが好きなマイノリティな私が悪いんです!
多分、世間では「お米が立っている!」の理想の状態のはずなんで。お店の方すいません。
改めて自分は“グルメ”にはなれないと思った経験でした。
グルメじゃない女が新たなフードを考案したんで聞いてください。
おにぎりの好きなとこ。
海苔に塩味の米がくっついた、あのラインなんですよね。
クリームソーダのアイスとソーダの間のあのラインみたいな。
そこだけ売ってくれへんかな〜。
できれば柔めのお米で。
あ、それにいろんな具をたくさんのっけたらどうやろう!?
あ、あと、食べやすく巻いてみたりしたら…!!?!