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免疫アップ!腸いい話②<無料>
◉腸を整えるっていうけど……..。
腸といっても一口には言えません。
というのは、腸には「小腸」と「大腸」があり、その役割は異なるからです。役割が違うということは、整え方も違うということです。
人は口から肛門まで、1本の消化管で繋がっています。
この消化管といのは、体内にありながら体の外にも直結しているのです。
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では、まず胃を見てみましょう。
胃に入った食べ物は胃の壁細胞から分泌される胃酸によって消化されるのもは消化されて、次に十二指腸に入って行きます。(図を参照)
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小腸は3つの部分に大まかに分けられています。
十二指腸では、主に鉄を吸収し、空腸にはいると栄養吸収の大部分をして行きます。
そして、小腸の終わりのあたりに回腸がありますが、ここでも残りの栄養を吸収しながら、乳酸桿菌がIFN-γ(インターフェロンガンマ)を作り出します。
IFN-γ(interferon-gamma)は、主に免疫細胞であるT細胞やNK細胞から分泌されるサイトカインというタンパク質の一種です。
主に、免疫応答や炎症応答に重要な働きをするものです。(細胞の活性化や増殖、分化に関与するもの)
そして、大腸(盲腸、結腸、直腸)では主に水分を吸収して便を作り、蠕動運動によって、排泄をします。
また、小腸で吸収されなかったマグネシウム、カリウム、ナトリウムなどを吸収しています。
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このように、大腸と小腸では役割も違いますので、そこに住んでいる菌も違います。だから、整え方が違うということもお分りいただけるのではないかと思います。
一般に”腸内環境”と表現されるときは、大腸のことをことを指しているということも、覚えておいていただけると混乱しなくていいのではないかと思います。
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