瞑想はコーヒー牛乳 瞑想は息のお作法
以前、瞑想について、
記事を出しました。
そこで、今日は、
話しきれなかった部分を、
皆さんと、
考えてみたいと思います。
瞑想は息です。
無意識に、
内臓をコントロールする
自律神経の中で、
唯一、意識でコントロール
出来るのが、呼吸です。
息は自分の心と書き、
息と心は同意語です。
息は呼吸とも言います。
呼吸は吐いて吸うと
書きますから、
吐く事の方が重要です。
瞑想とは「息のお作法」です。
人は、
心がパニクって
過呼吸になると、
息を吸うばかりで
吐けなくなるので、
倒れてしまいます。
呼吸は酸素の燃焼ですから、
過呼吸は体の中が
不完全燃焼で、
煙が充満した状態です
良い呼吸は、
まず、肺の中の空気を
すべて吐ききる所から
始まります。
例えば
あなたの目の前のコップに
コーヒー牛乳がいっぱいに
入っています。
半分飲んだところで、
急に、あなたは、
真っ白い牛乳を
飲みたくなりました。
そこで、
半分残った
コーヒー牛乳の中に、
白い牛乳を入れました。
すると、
薄いコーヒー牛乳が
出来てしまいました。。
また、半分飲んでから、
もう一度、同じ事を
しても、
さらに薄いコーヒー牛乳が
出来てしまいます。
白い牛乳にするためには、
コップを空にしてから
注ぐという事は、
誰でも分かるのに、
呼吸ではそれをしていません。
時々、僕の所に
ストレスや問題を抱えて
話に来る人が居ます。
大抵、息が浅くて速い人が
多いです。
現代人の多くは、比較的、
浅い息をしています。
活性酸素が原因で、
色々な病気も起きますから、
酸素を燃やす体の炉の中に
不完全燃焼の
煙を増やしてはいけません。
体に十分な酸素が入り、
綺麗に燃焼し始めると、
頭が存分に働き、
感覚も鋭くなります。
息を吐ききると、
基礎体温が上がって、
免疫力が上がり、
くだらない菌や、
病気に負けなくなります。
最初は苦しいのですが、
息は、吐きれる所まで吐き、
もう限界、と思った所から、
さらにもう一息だけ、
がんばって吐いてみます。
不思議に何処からか
少し息が出てきます。
その後、ゆっくり沢山吸って
長く、
ゆっくり沢山吐ききります。
沢山吸うと、沢山吐けます。
息という自らの心を
とことん外に出し切ると、
必ず何かが、変わります。
西洋文化圏では、
よく、挨拶の最後に、
「God bless you」
直訳(神の息があなたに)
意訳「神のご加護によって、
あなたの人生が
うまくいきますように」
と、言います。
僕は「キリスト教」の
信者でもなく、
異端の「すっとん教」の
信者ですから、
こう言い換えます。
「Good bless you!」
「息のご加護によって
あなたの人生が
うまくいきますように」