ライターを長く続けるために必要な資質とは
先日、お掃除のプロとしてその道30年の方と話す機会がありました。
すごく気になっていたことを質問します。
「いろんな洗剤を使われていますけど、手荒れは大丈夫ですか?」
彼女は笑って答えました。
「これが仕事だからね」
ゴム手袋をすることもあれど、基本は素手での作業。
ひっきりなしに水を使い、洗剤を使い、
そんな彼女の手は潤ってぴかぴかです。
そういえば、美容院に行ったときも
美容師さんに雑談がてら言ったことがあります。
「手、キレイですよね。ジェルネイルもされてますし」
もちろん彼女たちは手のケアを欠かさないのだろうけど、
それでも、手荒れしやすい人にはできない職業だと思うのです。
かくいう私はライターの仕事をしています。
きのう、こんな質問をされました。
「ライターさんって目に来たりしませんか?」
「目にですか…特に来ませんね」
と答える私。
たしかに、〆切前の徹夜などすれば(先週3日もしちゃった!)
目がしょぼしょぼしてくるけれど、
それほど目を酷使しているとも感じません。
普段使っているスマホのほうがよほど目に悪そう。
また、よく聞かれるのは
「腰、痛くならない?」
ということです。
そういえば肩も凝らなければ、腰痛になったこともなく(別の理由では腰痛あります)。
つまり長時間、椅子に座ってひたすらパソコンに向かって書き続ける
ライターという職業は、
目と腰が強いことがアドバンテージになるということ。
もし目と腰が弱いと感じるなら、対策を講じる必要があるでしょう。
適度な休息習慣を取り入れたり、
窓の向こうに緑や海の見える書斎を持ったり、
人間工学的に優れた椅子を採用したり。
私の友人はファッション誌の編集の仕事をしていましたが、
長時間椅子に座る仕事が体に合わないと悟り
動き回るスタイリストの仕事へとシフトしていきました。
どんな仕事でも体が資本。
今している仕事は自分の体に合っているのか。
そんな観点から見つめ直してみるのもいいかもしれません。
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