きよこ@本のライター

フリーの編集者&ライター歴11年。 2024年春、Kindle出版プロデューサーとして始動。 本を出すことで仕事や人生に弾みをつけたい人を応援中。 『〈小学校入学前に行く〉バンクーバー親子留学ナビ』 電子書籍にて発売しました⇨ https://amzn.to/3yWShg8

きよこ@本のライター

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マガジン

  • 高校生娘、ただいま海外留学中♪

    中高一貫校から1年間の交換留学へ旅立った娘。ぬくぬくした日本から、ありえないことしか起こらない外国へ。娘はどう立ち向かい乗り越えていくのか。母は日本から見守るしかないのか。日替わりで喜怒哀楽を体現するホームステイ&高校留学ストーリー。

  • *中学受験の大切なお話*

    中学受験をふり返って思うこと、見えてきたこと、”後輩たち”に伝えたいこと。

最近の記事

  • 固定された記事

中学受験を「子どもが傷ついて終わる受験」にしないために

2020年2月を、私は生涯忘れないでしょう。 中学受験が過酷だということはさんざん言われていたし、私も覚悟を持って臨んだつもりでしたが、いやはやここまでとは。 何が過酷って、2月1日から連日連戦、午前・午後入試の結果が当日中に、あるいは翌日にぽんぽん繰り出されることによって、そして結果が芳しくないものだった場合、ダメージにダメージが重なり、ついには「心が折れる」ところまで行きかねないということです。 大人である自分だけだったら、耐えられたでしょう。 そのダメージをどん

    • 「伴走サービス」は寄り添うのが仕事ではない

      「もっと自分を好きになりたい」 「結果を出せる自分でありたい」 こう願っている人は多いでしょう。 これに関するサービスも多々あります。 コーチ、カウンセラー、トレーナー、コンサルタント…。 それぞれ役割や目的はちがいますが、 悩める人に寄り添って話を聞いたりアドバイスしたり、 一緒に手や足を動かして背中を押したりする いわば伴走者といえます。 この伴走者は、ただ隣を伴走していればいいのでしょうか。 私はフルマラソン出場へ向けて夜な夜なジョギングをしていますが、 あくま

      • 言うのは簡単! 結局、何を言うかでなく何をするかだ

        人は夢を語ることが好きですよね。 将来の大きな夢じゃなくても、明日の小さな計画であっても 目をキラキラさせて語ります。 交換留学で約9か月の海外生活から帰って来た娘は、 食生活の違いと異国のストレスから 体重が5kg以上も増加したらしいんです。 もちろん、口癖は「ダイエットする!」 なんなら具体的な計画まで口にします。 「2週間後に文化祭があるから、 その時の写真が盛れるように2kgやせる!」 と。 で、何をしているか。 スタバの季節限定フラペチーノを飲む。 ハロウィン

        • 落ち込んでいる時、文章を書くことがセラピーになる

          気分転換という言葉があります。 あるいは気晴らし。 何らかの出来事によって落ち込んでいる時ってありますよね。 四六時中、そのことにとらわれ 悩みとなって考えは堂々巡り。 心がギューッと押しつぶされそうな、そんな時、 あなたはどういう気分転換をしていますか? 昨年の9月、私はドーンと落ち込んでいました。 交換留学中の子どもが遠い外国で苦境に立っていることを知ったからです。 とはいえ、私が手出しできるものではなく、 子ども自身がうまく乗り越えていくことを ひたすら祈るしかなか

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        中学受験を「子どもが傷ついて終わる受験」にしないために

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        • 高校生娘、ただいま海外留学中♪
          3本
          ¥5,000
        • *中学受験の大切なお話*
          4本

        記事

          一緒に走る仲間がいるから今日も走れる

          私が走り始めたのは昨年の11月。 仕事仲間の若い男性陣がハーフマラソンに出ると聞き、 (なぜか)「なら私も」 と奮い立ち、その日のうちに走り始めたのです。 月1で会う彼らと情報交換しつつ 今年3月のハーフマラソンを完走。 ここまでが、私のラン第1章です。(コンパクト) 第2章は、 断捨離のやましたひでこさんが主催する イベントに参加したとき。 40代から60代の断捨離トレーナーさんが10名以上、 いぶすき菜の花マラソンを完走した という話を耳にしたのです。 フル? しか

          一緒に走る仲間がいるから今日も走れる

          部屋も私もメンテナンスなしに生きてはいけない

          敬愛するやましたひでこさんは、 断捨離はメンテナンスが大事、 いえ、断捨離=メンテナンスだと言います。 たしかにそうですよね。 生活していたら散らかるのはあたりまえ、 汚れが溜まるのもあたりまえ。 日々それを片づけ、捨て、収納し、 掃除機をかけたり、拭いたり、磨いたり、 時に強力洗剤で一掃したりします。 メンテナンスをするとモノの寿命が延びる ともおっしゃいます。 まさしく! モノと共に生きてる私たちも メンテナンスによって生かされている。 この一週間、それを肌

          部屋も私もメンテナンスなしに生きてはいけない

          日本で「生きた英語」を学ぶ最強の方法

          今年の夏、人生初のホストファミリーになりました。 そう、東京のわが家にアメリカ人留学生を迎えたのです。 きっかけは、高校生の娘が交換留学した際の留学エージェントから 「夏休みに留学生の受け入れをしてくれませんか?」 と打診されたこと。 じつは昨年も打診されたのですが、 家族がごたついている時期だったため お断りしていました。 今年、再びの打診があったとき、 最初思ったことは 「興味はあるけど、現実的じゃないよなあ」 でした。 というのも今年の2月、 一軒家からマンショ

          日本で「生きた英語」を学ぶ最強の方法

          今週水曜日の13時、お時間ありましたら!

          今週水曜日、13時はお時間ありますか? Kindle出版について語るお茶会(無料・オンライン)を 開催したく思っております。 お茶会…? お着物で参加する伝統的なお茶席でもなければ、 スイーツのお皿が二段も三段も連なる 優雅なアレでもありません。 手元に用意した珈琲や紅茶や緑茶を飲みながら ざっくばらんにおしゃべりし 楽しい時間を過ごせたらと思った次第です。 じつをいうとお茶会、初の試みなんです。 私自身がこちらの本(👇)をKindle出版して 数々の実りある経験を

          今週水曜日の13時、お時間ありましたら!

          人は忘れていく――「今」を書き残せてよかった

          あなたは書いたものを読み返しますか? 私はnoteに書いたものはわりと読み返すほうです。 でもリアルなノートに書いたメモなどは読み返しません。 読まれることを前提に書いたものは読み返すけれど、 そうでないものは読み返さない。 また読み返すものであっても、 昨日書いたもの、1週間前、1か月前に書いたものは 読み返すこともあるけれど (noteにいいね!がついたタイミングなんかで) 1年経ったもの、3年経ったものを読み返すことは トップ画面の記事以外はほぼありません。 た

          人は忘れていく――「今」を書き残せてよかった

          人は3か月でこんなに変わる! ビフォーアフターで驚いた

          人って変われるんだなぁと思います。 まるで別人のように。 ビフォーアフターがこんなに明らかに 誰の目にもわかるカタチで現れるなんて! BS朝日、毎週火曜日21時放送の 「ウチ、断捨離しました!」 ご存じですか? 家にモノが溢れ、 身動きがとれなくなった人が 断捨離提唱者・やましたひでこさんに助けを求め 徹底したアドバイスとサポートを受けながら 3か月で解決していくドキュメンタリーです。 前回のお話もすごかったー。 大手企業に勤務していた女性が 親の介護に直面し、ついに

          人は3か月でこんなに変わる! ビフォーアフターで驚いた

          「自分の本を出したい…」と本気で考えているあなたへ

          「いつか自分の本を出してみたい」 そんな夢を持っている方はたくさんいます。 私は長年、編集者&ライターをしてきたため じきじきに相談されることもあります。 おつきあいのある出版社へあずかった企画書を持ち込み 見てもらったこともあります。 しかしながら、こうした経緯で 出版社から本を出す商業出版が実現したことは 一度もありません。 じつは私自身もある企画を、 親しい編集者に見てもらったことがありますが こちらも残念ながら…となりました。 「出版とはこんなにもハードルが高

          「自分の本を出したい…」と本気で考えているあなたへ

          AIに対する現時点の思いをここに残しておく

          2024年のノーベル化学賞はGoogleの社員、 物理学賞は「AIの父」と呼ばれる研究者らということで AIへの世界的評価が顕著になりました。 おそらくあらゆる研究・技術において 画期的な変化をもたらしたのだろうし、 もはやなくてはならないものでしょう。 私にとって身近なAIというと 真っ先にChatGPTが思い浮かびます。 だから、ChatGPTについての思いを ここに正直に書いておきます。 正直、なくてもいいんじゃないかなぁ。 というのも、 私自身、恩恵を受けてい

          AIに対する現時点の思いをここに残しておく

          ついに来た…! 親子でどこまで性の話、してますか?

          「ねえ、お母さん、タブーなしの質問していい?」 ある日の夕食後、 高校生の娘からそんなことを言われました。 来るぞ来るぞ…と思ったら、案の定、来ました! 「お母さんって初体験はいつ?」 わが家は親子でわりと何でも話すほうです。 毎日、学校で何があった、友達とどうしたこうした ストレス発散のように娘は話してくれます。 恋愛のことも、それなりに話します。 他校の文化祭に行ってこういう男子と友達になったとか、 メッセージのやりとりで相手のこんな表現が気になるとか。 ただ

          ついに来た…! 親子でどこまで性の話、してますか?

          Kindle出版したい、でも自己満足じゃ終わらせたくないあなたへ

          Kindle出版プロデューサーとして歩み始めた私が、 まず最初にしたプロジェクトが自著の出版です。 コチラです👇 じつを言うと、 いったい私には何が書けるのか…しばし頭を悩ませました。 長年、編集者&ライターとして数多くの本に関わってきましたが、 本を書く人は「何事かを成し遂げた人」だと思っていたのです。 ただKindle出版を学ぶうち、その根本の考えがまちがっていたことに気づいたのです。 Kindleは「何が書けるか」でなく「何を書きたいか」。 仲間との壁打ちを

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          それは読む幸せ――長い長い手紙をもらった

          20代の頃からお世話になっている方から お手紙をいただきました。 その方は長年、海外で暮らし、 このたび本帰国をされた方。 ご家族でヨーロッパに移住し 現地の暮らしや学校教育や社会情勢についての本を 何冊も出されています。 私はその方の本の大ファンなのです。 静かで射貫くような事実描写のなかに 風景や感情が違和感なく織り込まれた文章。 一文が短いわけではないのに 文章のテンポがいいのは 接続詞をほとんど使わないからでしょう。 読んでいると感化されるというか 文体を真

          それは読む幸せ――長い長い手紙をもらった

          出版とは「えっ、そこまで言っちゃうの!?」を表現すること

          『名前のない女たち』『パパ活女子』『私、毒親に育てられました』 などを書いているノンフィクションライターで Voicyパーソナリティーをされている中村淳彦さんという人がいます。 私は、未知の社会、アングラ世界、海外危険地帯といった 無頼派ノンフィクション好きのため 中村さんの本もほぼ読んでいるのではないかしら。 また彼のVoicyもおもしろいのです。 誰も言わないようなワードが次から次へと飛び出すこと! 「中年童貞」「子ども部屋おじさん」「あっぱらぱーワーママ」etc.

          出版とは「えっ、そこまで言っちゃうの!?」を表現すること