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これからの子育てを時代から読む②
今あなたがここに存在しているのは、ご両親がいたから。そして祖父母がいたから。曾祖父母がいたから・・・ご先祖様がいたから。
あなたという存在はご先祖様の影響を受けている。
ご両親やご先祖様に感謝をすることは多くあると思います。
が、今回は受け継ぐ必要がないことはあなたでストップしましょうという話です。
というお話のつづき
前回の内容はこちら↓↓↓
一方通行コミュニケーションだった子育てから相互コミュニケーションが大切な子育てへ。
ここで大切になることが、フラットな立場になるから中身がないと子どもに見透かされるということ。子どもは言葉で表現できなくても大人が思っている以上に感覚で理解しています。この人は信頼出来るとか、表層だけで物事を見ているとかね。
正直上の立場から命令した方が簡単です。『親が言うことは正しいのだから聞きなさい』と。それ以上の理由はないのだから。
ここから『受け継ぐ必要がないことはあなたでストップしましょう』についてお伝えします。
《親の言うことは正しい》を素直に受け止め、自分が親になった時に同じように《親の言うことは正しい》になっているならば、一度深呼吸して考えてみて下さい。
あなたが子どもの頃、親が『これが正しい』の一言で飲み込んだ想いはないですか?本当はこうしたかったのに、それはダメなんだと思ったことはないですか?けど、仕方ないよね。と自分に言い聞かせてなかったことにしていることはないですか?今まではそんなもんだよねってスルーしていたけれど、言われてみたらあるシーンが思い出されたりしませんか?
親の言うことを素直に受け止めることができる子どももいれば、自分の想いを大切にする子どももいる。あなたがもし素直に受け止めるタイプの子どもだったとしたら、自分の子どもに無意識に親の言うことを聞きなさいが発生しやすいかもしれません。自分の経験から子育てをするのがベースになりますから。
子育ては十人十色。親と子どもの化学反応でお互いに学びがあります。だから、今のままでも学びはあります。良い悪いではありません。
ただ、親や先生・上司など目上の人の言葉を素直に聞くだけではもったいないと感じます。あなたはあなたでしかない。親や先生・上司に言われた言葉をどう感じていたのか?そこにあなたがあるのです。何かを感じていたはずです。
太陽をもし青色に描いたら親や先生の表情が濁って、これは間違いなんだと自分の感覚を世の中の感覚に合わせていく。抑え込んで『そういうものだから』『仕方ないよね』と心を動かさないように生きていたのかもしれません。
しかし、これからの時代大切な事は《どう感じているか?》です。親と子どもがフラットな関係で相互コミュニケーションを取るためにも必要です。
私は何を感じているのか。あなたは何を感じているのか。こんなところが同じで、こんなところが違うね。と互いを認め合うことです。
子どもに自分らしく生きてほしい・才能を活かしてほしいと願うのであれば、まずは親であるあなたが自分らしくいることです。親という役割ももちろんありますが、一人の人間としてこれは得意でこれは苦手。苦手だから助けて。と伝えてみる。すばらしくなくてもいいのです。ポンコツでもいいのです。自分の良いところも悪いところも隠さなくていいのです。
そんなあなたの姿から子どもは自然と感じ学ぶのです。
これからの子育ては《自分の気持ち》と《子どもの気持ち》どちらの気持ちも大切にする。そういうものだからと教えてもらったことをただ伝言ゲームのように伝えるのではなく、自分というフィルターを通し、自分がどう感じたか・子どもがどう感じるかをベースに伝える。を大切にすることが、親も子どもも豊かになると思います。
子育てに正解がないから悩む。子どもが大切だから悩む。そうすると外に答えを探しに行き、自分の感覚よりも外の情報が正しいとなる。パパもママも子育て初心者なのだから当たり前です。ただ、情報よりも自分の心を見つめること・目の前の子どもを見つめること・誰とも比べず焦らずに見つめることで見えるものがありますよ。
少しでもパパ・ママがほっと安心できますように。
ありがとうございました。