読書は１日の中の読点のような存在
こんばんは。
本日は特に何かを学んだ訳ではありませんが、私には何一つ語れることがないので、自己紹介代わりに好きな本でも紹介できたらなと思い書きました
小説に限らず、エッセイや漫画、雑誌などジャンルに特にこだわりはありません。
習慣になっている「読書」という行動が、私にとってどんな意味があるのかを考えてみると、一日の中の区切りになっているという結論が出ました。
仕事中であれば、休憩時間との区切りに。
お休みの日であれば、家事との区切りに。
コインパーキングに停めて車の中で読む時間。
日当たりの良いリビングで読む時間。
温かみのある白熱灯に照らされた寝室で読む時間。
美味しいコーヒーを啜り、お菓子をつまみながら読む時間。
どんなに忙しくても、一日の中の読点のような「読書の時間」は欠かせません。
読書に開眼したのはいつだったか、いまいち記憶にありません。
幼い頃は家にあった漫画を読み漁り、小学生の頃は教室の本棚にある本を読み漁り、中高生になってからは図書館に入り浸り、大学生になってからは好みの本を自宅の本棚にコレクションをするようになりました。
今では心を落ち着かせるため、学びを得るために欠かせない時間となっています。
つまり、私の本棚には私の人生があらわれていると言っても過言です。
せっかく好きなことを発信できる媒体があるので、この時代に一言感謝を述べ、恐縮ですが私の本棚の一部を紹介させていただきます。
面白い世の中へ、いつも楽しませてくれてありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
スロウハイツの神様/辻村深月
私は「好きな作家さんは誰ですか？」と問われたら「辻村深月さん」と即答します。
本棚の大半は辻村深月作品で埋め尽くされています。
毎度毎度まったく想像がつかない伏線回収と心温まるエンディングを楽しませてもらっています。
辻村深月さんとの出会いがこの「スロウハイツの神様」でした。
確か高校１年の頃だったかな、初めて読んだときには「こんなにも心がほっこりするミステリがあるのか」と心が浄化されたのを思い出します。
それからはもう夢中で読み漁りましたね。
阪急電車/有川浩
小説にはまるきっかけをくれたのがこの本です。
中学生の頃、当時の担任の先生におすすめされて読みました。
とにかく読みやすいです。初めて小説を読む方にぴったりだと思います。
一つ一つのストーリーは簡潔ですがきれいにまとめられています。
しかもその一つ一つが最終的にはすべて繋がっているので、読み終えた瞬間に２周目突入待ったなしです。
子供はわかってあげない/田島列島
確か最近実写版の映画が公開されていたような気がします。
田島列島さんの作品は、ゆるい絵と余白の多さが特徴で物語に入り込みやすいのですが、読み進めてみると実はストーリーが重めで、出てくる単語や言葉の言い回しが独特で、とかなりクセがあります。
登場人物にはみなきちんといい味があり、色々なものが程よいバランスで絶妙に散りばめられている空気感がたまらんです。
くちぶえカタログ/松浦弥太郎
エッセイで1番好きな作家さんが松浦弥太郎さんです。
生き方が丁寧でこだわりがあり、意志の強さを感じます。
自分には到底できない生活を送られています。尊敬です。
この本を作った時、松浦さんは「誰が読んでもわかりやすくて、気楽なものになる、思わず口笛を吹きたくなるような軽やかさを持って文章を書きたい」という気持ちから、くちぶえカタログというタイトルを付けたそうです。
なんとまあ読みやすいこと。
服と賢一/滝藤賢一
私は滝藤賢一さんのことを勝手にお師匠様と読んでいます。
この人の作るスタイリングが本当に好きです。
スタイルブックが発刊されると聞いた時には、飛び上がって喜びました。
お師匠様は「服を自分のモノにするには、とにかく着ることが1番」と仰っています。
私は「はい、わかりました」と買った服をこれでもかというくらい着回しました。
さすがにそろそろ自分のモノになっているかな。
この本は私にとって芸能人のスタイルブックではなく、ファッションの指南書です。
まとめ
以上、私の本棚の一部を紹介させていただきました。
こうやってまとめて見てみると、なんだかほっこり系が多いなと。
本当に落ち着くために本を読んでいるんだなと第三者視点で振り返る事ができました。
コレクションしているとこういった楽しみ方もできるのね。
ジャンルに特にこだわりはないので、いろいろな本を読むんですけど、本棚に残しておくほど気に入っている本は似てくるものなのですね、おもしろい。
もし良ければあなたのコレクションも教えてください。
読んでくださってどうもありがとうございました。
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