〈ロンドンと食〉初めてのロンドン旅ご案内①到着日とパディントン駅
この記事では、先日初めてイギリスへやって来た義妹とティーンの甥っ子ふたりの、ロンドン8日間親子旅(パリ2日間含む)を「楽しい滞在にしてもらおう!」と案内した、1日目の様子を紹介します。
なお〈ロンドンと食〉では、訪れた場所についての内容とあわせて、ふだんグルテンフリーかつマクロビオティック(プラントベース)という、自分のカラダに一番合うと感じている食生活を中心に過ごす私の目線で、外出先での食事情についても触れているおでかけシリーズです。
ロンドン・ヒースロー空港からパディントン駅へ
ふたりをお出迎えするため向かったのはロンドン・ヒースロー空港。
ターミナル2へ来るのは初めてで、新鮮!フライト状況を確認すると、定刻より早めの到着になるよう。出て来るまで時間がかかるので、温かいドリンクを飲みながら待つことに。
到着ロビー階にあるコーヒーショップ Caffè Nero(カフェ・ネロ)は、ロンドンの街中でもよく見かけるチェーン店です。本社はイギリス・ロンドン。
イタリア系のコーヒーが売りで、私にとってチェーンの中ではコスタやスタバより好みのコーヒーが飲めるため、Caffè Nero を選びがち。また、店内には落ち着くソファ席があったり、何かと使い勝手よく感じるのです(内装は店舗により異なります)。また、通常の牛ミルクの他に、オーツミルク・豆乳・ココナッツミルクとプラントベースな選択肢もアリ。
しばらくすると、ふたりが出てきました。無事の到着に安堵!
街へ出るとトイレ探しが難しいので(あっても汚かったり…)念のため空港で済ませてもらってから、街の中心部へ向かいます。
電車に乗る前、駅の券売機にてロンドンの交通系ICカード「Oyster Card(オイスターカード)」をひとり1枚ずつ購入 & とりあえず£20チャージ。
オイスターカードがあると、ロンドン市内の地下鉄・バスの移動に便利です。(私自身はスマホのタッチ決済を利用中)
甥っ子くんが喜んでいたのは、Elizabeth line(エリザベスライン)での移動!2022年5月に開通したばかりなので、車内はまだ新しく快適。パディントン駅まで所要時間は約30分です。
パディントン駅に到着し、荷物を置くため一旦ホテルへ。駅の表側、徒歩数分の場所にある3つ星ホテルを予約しました。(エリアはパディントン駅とハイド・パークの間)
パディントン駅周辺を選んだ理由は、空港・予定の観光スポット・我が家へのアクセスがそれぞれ良いこと。また、夜でも人が多く周辺も明るいですし、日ごろから周辺を歩いていて比較的治安が良いエリアだと感じるからです。
またホテルの最寄りには、地下鉄セントラルラインの駅である Lancaster Gate Station(ランカスター・ゲート駅)があり、バスの停留所も含め利用できるのも便利。
荷物を置くと、もう既に夜。初日はパディントン駅周辺を紹介し、晩ごはんを食べて明日の活動へ備えることにしました。仕事を終えた夫も合流。
パディントン駅とくまのパディントン
パディントン駅を訪れたらぜひ会っておきたいのが、映画『パディントン』の主人公「くまのパディントン」です!
イギリスの鉄道ナショナル・レールのホームにあるパディントンの銅像。(切符不要で入れるホーム上)じつはこのパディントン像、時々置き場所が変わるので…訪れるタイミングでぜひ探してみてくださいね♪
像の近くには、マーマレードサンドイッチを食べるパディントンが描かれたベンチなどもあり、映画を観ていた義妹と甥っ子は、はしゃいで写真撮影をしていました!
パディントン駅構内のこと(ショップなど)
パディントン駅構内にはパディントン・ショップもあります。パディントンのファンにはそこも併せてご案内♪(パディントン・カフェというものあるけど、レビューが良くないので紹介から外しました…)
なお、駅構内にあるスーパーマーケットM&S(マークス&スペンサー)は22時まで、Sainsbury's Local(セインズベリー・ローカル)は午前0時まで、イギリスのドラッグストアチェーン Boots(ブーツ)は21時までと、それぞれ他の場所にある店舗に比べると夜遅くまで営業しており、開店時間も早めです。お菓子・コスメなど、ちょっとしたお土産なら隙間時間で調達しやすいですし、夜ホテルで小腹が減った時なども利用しやすいかと。
また、可愛い缶入りの紅茶・コーヒーなどが入手できる老舗店ブランド Whittard of Chelsea(ウィッタード・オブ・チェルシー)や、英国発のチョコレートブランド Hotel Chocolat(ホテルショコラ)など、チェーン店ではあるけれどお土産に適したショップも構内にあります。
その他、カフェ・バー・飲食店など、鉄道も利用できる大きな駅だけあって、旅行者には利用しやすい諸々が揃っており便利。(トイレもあり)
初日の夜は運河沿いのガストロパブ The Union Paddington へ
パディントン駅の裏手には Paddington Arm of the Grand Union Canal(グランド・ユニオン運河のパディントン支線)があって、近代的な雰囲気の運河沿いに雰囲気のよい飲食店がちらほら。
旅1日目の記念すべき第1食目は、カジュアルにイギリスっぽさを楽しんでもらえたら!と思い、未成年を連れても入りやすい雰囲気のガストロパブ 「The Union Paddington」 に決めました。
まだ火曜日の夜ですが、立ち呑みを楽しむ人たちの姿もありいい感じ♪
基本はイギリス料理のお店なので、フィッシュ&チップスやパブでお馴染みのバーガーなどもある一方、タンパク質たっぷりの地中海系やアジア系にアレンジしたお料理、ヴェジタリアンやヴィーガンの選択肢もアリ。軽食やおつまみも充実しているため、食後の1杯にも使いやすいお店です。
ロンドンのドラフトビールがあり喜ぶ義妹。甥っ子くんはFentimans (フェンティマンス)の Rose Lemonade (ローズ・レモネード)が気に入った様子。
私が注文した、イギリスっぽいノンアル・ドリンク Ginger beer(ジンジャー・ビア)を味見させたら、しょうが感が強すぎたのかむせていた…ごめん!笑
周囲のバーガー率が高く心惹かれたのか、夫と甥っ子くんはバーガーを選択。
欧州ではわりと定番化している、さつま芋のフライドポテトが珍しかったようで、2種類注文して食べ比べすることにしました。(日本のさつま芋と違って糖度も低くホクホクねっとり感もないので揚げやすい。そしてオレンジ色)
義妹は、たっぷり野菜とローストしたサーモンやオリーブなどが入ったニース風プレートを注文。食べ慣れない食材とボリュームに苦戦してはいたけれど、ふたりともロンドン上陸を実感でき、楽しめたみたい。
私はグルテンフリーの選択肢の中から、プラントベースのタイ風イエローカレーをいただきました。(オプションでチキンを追加できます)お野菜たっぷりで味も好み、美味しかったー!
The Union Paddington はテラス席もあって、暖かい季節や晴れの日は運河を見ながら食事を楽しむこともできますよ。お天気が良いと、日中の運河沿い散歩も心地よいエリア。
店舗情報
The Union Paddington
公式サイト:https://paddington.theunionbar.co.uk/
所在地:4 Sheldon Square, London W2 6EZ
※この記事は2024年2月20日訪れた当時の情報です。
初めてのロンドン旅ご案内②2日目前編へつづく
それでは、また!
この旅の全貌はこちら
日々の食事についてはこちら