プラントベースな「かぼちゃプリン」レシピ
日本で食べたコクあるかぼちゃプリンが食べたい!
このところ試作を続けていたレシピがやっと完成✴︎
日本では一般的なホックリ食感かつ甘みあるかぼちゃが無いので、ロンドンで入手できる3種類ほどで作りくらべ、好みの食感を追求してみたのでした。
友人のおすすめで今年初めて食べた Delica Pumpkin(デリカ・パンプキン)で作ってみたところ1番理想的でした!
色カタチともに日本のかぼちゃそっくり。同じく皮が緑色のKabocha Squash より甘みが強く感じます。
かぼちゃは血行促進・免疫力UP・
抗酸化作用で老化防止…etc.
栄養価が高いことで知られていますが
、食物繊維も豊富に含まれるので
腸内環境を整えることに役立つおなかに優しい食材でもあります
。
食物繊維は皮ごと食べることで
効率よく摂取できるため、
皮を剥いて調理する場合は捨てずに
別途きんぴら等、他のお料理へ活用
するのがオススメ!
それではレシピです♧
グルテンフリーやプラントベースの食生活をしている人にも食べてもらえます。
材料
16.5 × 7 × 6cmのパウンド型使用
[プリン液]
・蒸しかぼちゃ(実の部分)正味100g
・無調整豆乳 310g
・ココナッツミルク(缶)60g
・本くず粉 10g(コーンスターチ代用OK)
・寒天パウダー 2g
・メープルシロップ 60g
・自然塩 0.5g
・バニラエキストラクト 小さじ1杯
・ラム酒 小さじ1杯
[カラメル]
・きび砂糖 大さじ2杯(てんさい糖OK)
・お湯 小さじ1杯+大さじ1と1/2杯
☑︎今回かぼちゃは、鍋で竹串がスッと通る柔らかさまで蒸し、緑の皮部分を取り除いたモノを使用しました。赤栗かぼちゃの場合は、皮ごと使うのもアリです。
☑︎アレルギー等で豆乳NGの人は、他の植物性ミルクで置き換えてください。
☑︎ ココナッツミルクは保管温度が低いと、中の脂肪分が固まり液体と分離しているので、缶ごと湯煎するなどし溶かしてからよく振って混ぜたものを使用します。
手順
①プリン液の準備
鍋にかぼちゃを入れる。フォークでつぶしペースト状にする。※後ほどブレンダーで撹拌するので多少あらくてもOK
豆乳・くず粉・寒天パウダー・メープルシロップ・自然塩を加える。粉類が水分に馴染むようにゴムべらなどを使いよく混ぜる。※後ほど加熱する際、ダマになるのを防ぐため
ココナッツミルクを加え、そのまま5分以上置く。
②カラメルを作る
小ぶりの片手鍋にお湯小さじ1杯を入れ広げる。きび砂糖を入れ、強火にかける。きび砂糖が溶けるまで、鍋を時々ゆすったり回したりしながら加熱する。
全体がこげ茶色になり、煙がたちはじめたら火を止める。
(大きな音とともにはねるので火傷に注意しつつ)お湯大さじ1と1/2杯をゆっくり加える。
再び弱火にかけ、ゴムべらで混ぜながら再沸騰させて火を止める。
型の底へ流し入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし固める。※粗熱を取る際、氷水などを活用すると作業時間を短縮できます
③プリン液を加熱する
ブレンダー(又はミキサー)・大きめののボウル・こし器を用意する。
①の材料をゴムべらでもう一度よく混ぜてから、鍋を中火にかける。鍋肌・鍋底は焦げつきやすいので絶えずゴムべらで混ぜつづける。徐々にとろみが出てきて、鍋肌がフツフツ沸いたら弱火にし、3分加熱する。その間も絶えず混ぜつづける。
火を止め、バニラエキストラクト・ラム酒を加え混ぜる。ブレンダーで蒸しかぼちゃがなめらかになるまで撹拌する。
こし器にかける。
④プリン液を冷やす・固める
ボウルの中のプリン液をゴムべらで大きく混ぜながら粗熱を取る(40度くらいを目安に)※固めるための容器へ注ぐ際、カラメルと混ざることを防ぐため。粗熱を取る際、氷水などを活用すると作業時間を短縮できます
粗熱を取ったプリン液を手早く容器へ注ぐ。
常温になり固まり始めたら、表面が乾かないようにラップフィルムが密着するように蓋をして冷蔵庫へ。半日以上しっかり冷やし固める。
プリンを型からはずす際は、プリンの縁を指などを使い優しく押して、型との間にすき間を作るとキレイにはずれやすくなります。
プリンの容器をお皿に対して逆さに乗せ、全体を軽く円を描くように横揺れにゆするとストンと落ちてカラメルが広がるかと。
好きな大きさに切り分けて召し上がれ♪
それでは、また!
基本のプリンはこちら。
「ケの日の台所」から生まれる
日々の食事を大切に