旬が終わるその前に!白アスパラのオレンジバターソース・レシピ
グルテンフリー/プラントベース
気付けば最終更新から4ヶ月も空いてしまった!
Instagramの方へ作りためていたレシピを
こちらでも紹介していきたいと思い再開。
旬の白アスパラガスはまもなく食べ納め!
日本では6月中旬ごろまで楽しめるようです!
欧州は6月下旬ごろまででしょう。
(ドイツは6月24日聖ヨハネの日まで)
缶詰じゃないホワイトアスパラガスの
美味しさを知って以来
春が来ると食べたくてソワソワし始める。
市場へ行くたびに
真っ白いアスパラの山を探すのだけど…
全く見当たらない。
しびれを切らし今年は詳しい方に尋ねてみた!
なんと英国産は珍しいようで
市場で見かけることはほぼ無いのだとか…。
ドイツ在住時代に感じた
春の代名詞シュパーゲル(ホワイトアスパラ)熱は
日本の桜に匹敵するレベル。
英国との温度差がカナリあるのだと理解した...!
スーパーなどで欧州各国からの輸入物を
入手できると聞き、5月中旬の週末
ホワイトアスパラガス探検へ。
ロンドンの胃袋Borough Marketで
鮮度の良いフランス産に出会えた!
英国価格はそこそこします…
Brexitの影響もあるし若干割高なのは致し方なし
美味しい旬の味覚はシーズン中に楽しみたい!
卵黄・バター・レモン果汁などで作る
オランデーズソース添えが代表格な
イメージですが、今回は爽やかな
オレンジ風味へ簡単に仕上げていただきました♪
グルテンフリーやプラントベースの食事を
している方にも食べてもらえるレシピです。
材料
2-3人分(前菜)
●ホワイトアスパラガス 4-6本(太さにより)
●レモン果汁 小さじ2杯
◉お好みのバター 20g
◉オレンジ果汁 1個分(正味100ml)
◉オレンジの皮 適量
◉自然塩 少々
☑︎今回は植物性バター Stork使用。他の植物性バター、ヴィーガンバターなどで代用できます。乳製品OKの方は普通のバターでどうぞ!
☑︎オレンジの皮を使用するレシピでは、オーガニックやノーワックスの商品を選ぶと良いでしょう。入手が難しい場合は、表面を塩で擦ってから洗ったり重曹水で洗い流す方法もあります。
白アスパラ下処理
※ホワイトアスパラガスは鮮度命!
出来るだけ美味しく食べるために、調理は購入当日がおすすめです。当日が難しい場合は下処理だけでも済ませておくとよいかと。
洗ってから下2/3の皮を剥き、根本から2cmを切り落とす。※皮と根本は茹でる作業で使うので捨てない⚠︎
アスパラ全体が収まる鍋に並べ、しっかり浸る量の水を注ぐ。レモン果汁、剥いた皮、切り落とした根本を加え強めの中火にかける。
沸騰したら弱火にして4-5分茹でる。
※茹ですぎないのがポイント。
茹で時間終了後、煮汁から取り出す。
※煮た後に根本部分をかじり苦み強めに感じる場合は、煮汁へ漬けたまま30分ほど放置し取り出す。煮た直後に取り出すよりは苦みを軽減できる。
☑︎もし調理前の状態が、成長し過ぎていたり鮮度がイマイチだと苦味が強いので、その際は砂糖も加えて茹でる。
☑︎茹で汁はスグ捨てない♪
スープ・リゾット・パスタ等に出汁として使えます。また茹でたホワイトアスパラガスをスグに食べない場合は、この煮汁に浸した状態で(粗熱は取る)保存容器に入れ冷蔵庫へ。2-3日以内に食べ切るのが◎
手順
①オレンジの用意。
オレンジは良く洗い、水気を拭き取る。
ソースを煮込む際に使用する皮を一部切り取る。
※中果皮はあまり含めない。
トッピング用に皮を擦りおろす用意をしておく。
半分に切り、果汁を絞る。種が出たら取り除く。
②アスパラを焼く。
ホワイトアスパラガス全体が入る鍋(又はフライパン)を中火にかけ、バターを溶かし広げる。
下処理済みのアスパラを並べる。バターが焦げないように火加減を調整しつつ、時々回転させながら焦げ目がつく寸前の焼き目を全体的につける。
③ソースを作る。
工程②へオレンジ果汁と皮を加え煮詰める。
焦げないように時々鍋を揺らし、アスパラにソースが絡むように回転させながら煮る。とろみが出てきたら塩で味を整え火を止める。
皿にアスパラを並べ、ソースをかける。
トッピング用オレンジの皮を擦りおろして振りかけ、お好みで刻みパセリなどハーブを少々添え召し上がれ♪
下戸な私でも飲みたい衝動に駆られる
甘味と食感がたまらない旬の味覚!
出回っている期間内に他のお料理でも味わいたい!
仏伊蘭など産地別の食べ比べも楽しそう〜
今回のレシピでできた茹で汁を活用できるレシピ。
それでは、また!