サクほろ。「かぼちゃスコーン」レシピ(グルテンフリー・植物性・白砂糖不使用)
秋になり
イロイロな種類のかぼちゃが
市場に並ぶようになりました。
大好きなかぼちゃシーズン到来!
写真の赤栗かぼちゃは、
甘味が強めで味もしっかり
火を通すと皮まで柔らかくなり
食べやすいので特にお気に入り。
Kuriは=栗と
イギリスのみなさんには
伝わっているのだろうか!?笑
こちらで手に入るかぼちゃは
どの種類も日本のに比べると
ほっくり感が少なく水分多めなので、
煮物には向かない印象なのだけど
つい最近
日本のかぼちゃに近い!と感じる
種類を発見したのです。
同じく市場で
”Kabocha squash (カボチャ・スクワッシュ)”
として売られています。
ということで、
今回はKabochaを活用する
スコーンレシピをご紹介。
グルテンフリー・植物性で
スコーンを作ると、
ザクザク系になってしまいがち
なのですが…
触ると少しふんわりしていて
かじるとホロっとする
本場イギリスのスコーンを目指し
試作を重ねました。
小麦粉・乳製品・卵入りと
同等か?と言われると
そうとは言えないことは自覚しています。
でも、
少しは近づけたんじゃないかなって思うし、
グルテンフリー・植物性も美味しいと
感じてもらえるような気がします。
ほんのりかぼちゃの甘みを感じる
秋にぴったりのスコーンを
味わってもらえたら嬉しいです。
それでは、作り方をご紹介♪
スコーン材料
○スパイスは
お好みのものを
”合計小さじ1杯”を目安に
アレンジしてみてください。
シナモンだけでもOK!
○【ドライ②】は焼く直前に混ぜます。
よく混ぜ合わせないと苦みが出て
しまう場合があるので注意が必要です。
不安な方は【ドライ①】を混ぜ合わせた後
大さじ1杯ほど取り分け
【ドライ②】と混ぜておきましょう。
より生地に馴染みやすくなります。
○かぼちゃは
今回お鍋で蒸しましたが、
レンジを活用しても良いでしょう。
○かぼちゃの皮は
果肉部分以上に栄養価が高いと
いわれています。
黄色い部分を切り取ったら
捨てずに活用しましょう!
○ココナッツミルク(缶を使用)は
保管温度が低いと脂肪分が固まり
液体と分離しているので、
湯煎などで溶かしておくと良いでしょう。
○ココナッツオイルは
溶かしておきます。
レシピ動画
動画による作り方の流れは
こちらで紹介しています。
下の画像をクリック♪
スコーン作り方の手順
⒈ オーブンを200℃に温めておきましょう。
天板にオーブンペーパーを敷いて
用意しておきます。
⒉ 【ドライ①】の材料を計量し
すべてボウルへ入れます。
泡立て器を使って全体にダマがなくなるまで
よく混ぜ合わせましょう。
【ドライ②】は小さめの容器に
混ぜ合わせておきます。
⒊ 別のボウルを用意します。
・蒸しかぼちゃ
・きび砂糖
・レモン果汁
・天然塩
を加え、泡立て器でかぼちゃを
少し潰してから(粗めでOK)
きび砂糖が溶けるまで
混ぜ合わせましょう。
⒋ ココナッツミルクを加えよく混ぜます。
次に溶かしておいたココナッツオイルを加え
手早く混ぜましょう。
液体と油が混ざりあり
クリーミーな状態になればOKです。
(乳化させる)
⒌ 手順4のボウルへ、
先ほど混ぜ合わせておいた
【ドライ①】を加えます。
さっくりと切るように
まだ粉っぽさが残る状態まで混ぜたら
かぼちゃの皮を加えます。
かぼちゃの皮が全体に行き渡るよう
さらにさっくり混ぜ合わせたら、
ここで生地のかたさを確認します。
〈かたさの目安は動画を参照ください〉
「指でまとめられるけど
ちょっと柔らかすぎかな…」
と感じるくらいが目安です。
それがホロっと仕上がるポイント。
かぼちゃの水分量でかたさに多少差が
出ると思います。
”かたいかも…”と感じる場合は
ココナッツミルクを小さじで
少量ずつ足して調整してみてくださいね。
⒍ 食品用ラップフィルムを
すぐに使えるように広げておきます。
オーブンの予熱が完了していることを
確認し、オーブンシートを敷いた天板も
近くに用意しておきましょう。
手順5のボウルに【ドライ②】を
満遍なくふりかけ
切るように混ぜながら
よく馴染ませていきます。
※【ドライ②】は混ざった瞬間から
膨らむ反応が始まるので、
ここからの作業はなるべく手早く
行うことがスコーンをふっくら
仕上げるポイントになります!
⒎ 生地をまとめラップの上にのせましょう。
生地に含まれる空気を押しつぶさないように
気をつけながら、手早く厚さ3cmを目安に
かたちを整えます。
※触る回数は最小限がポイント!
好きな形に切り分け
天板へのせていきましょう。
柔らかく崩れやすい生地なので
フライ返しなどを活用し
天板まで運ぶのも良いかもしれません。
(でも手早く!笑)
玄米粉は食べ応えがあるので
5×4.5cmほどの小ぶりサイズに
してみました。
切れ端は最後にまとめて
味見用に一緒に焼きます。
⒏ 天板へ並べたらすぐにオーブンへ!
200℃で約20ほど焼きましょう。
※焼き加減は
オーブンの種類により差があります
短めの時間で様子を見ながら焼き
「表面にこんがり焼き色がつくまで」
が目安です。
⒐ 焼き上がったら
ケーキクーラーなどにのせ
完全に冷まします。
※焼きたては崩れやすいので
天板から移動させる際は慎重に。
火傷にも気をつけてくださいね!
メープルシナモングレーズ
ハロウィンも近いので
見た目もかわいく
グレーズでおめかししちゃいましょう♪
スコーン生地の甘さを
控えめにしているので、
グレーズをかけることで
ちょうど良い味加減。
粉砂糖がなくても作れる
レシピをご紹介します。
お好みでカボチャの種を
のせるのもGood!
グレーズは固まりやすいので
使用する直前に作ると良いでしょう。
スコーンは完全に冷ましてから
グレーズをのせてくださいね。
【作り方の手順】
⒈ 小ぶりの容器に
全ての材料を入れましょう。
⒉ スプーンなどを使い
とろみがつくまでよく混ぜあわせます。
お好みでかぼちゃの種(ロースト済)
も用意しておきます。
⒊ スコーンにグレーズをかけていきます。
かぼちゃの種をのせるタイミングは
グレーズをかけてすぐが良いでしょう。
かたまると種がくっつかなくなります。
ちなみに、
動画では撮影しやすいようにスコーンを
手に持った状態でかけていますが、
ケーキクーラーなどにのせた状態で
かける方が作業しやすいかと思います。
作業台も流れ落ちるグレーズで
かなりベタベタになるので、
ケーキクーラーの下にはぜひ
キッチンペーパーなどを敷くことを
おすすめします。
グレーズが完全に乾いたら完成!
このスコーンは焼いた当日が
一番美味しく食べられます。
※湿気を防ぐ容器に保存し、
なるべく早めにお召し上がりください。
先ほど作り方の手順で
ふんわりホロっと食感に関係するので
ベーキングパウダーと重曹を加えた後の
作業について“手早くする”ことを
ポイントとしてお伝えしました。
上のケーキ皿に乗っている写真で
違いを見ていただこうと思います。
下段に置いているスコーンと
(ちょっと隠していますw)
上から2段にのせているスコーンでは
膨らみ方に差があるのがわかるでしょうか?
今回この撮影のために
スコーンを2回に分け倍量焼きました。
下段の”いわくつき”スコーンたちは
動画の撮影のために作業を止めて
映像を確認しながら作ったので、
オーブンへ入れる前に膨らむ反応が
終わってしまったのです。
クッキーに近い感じの食感。
一方、上から2段にのせているものは
焼く直前の作業をレシピ通り手早く
行ったスコーンです。
切断面がふっくら膨らみ
空気を含んでかじるとホロっとします。
グルテンフリー&植物性のおやつ作りは
慣れると簡単に感じるのですが、
癖みたいなものがあって
ちょっとしたコツで上手く仕上がるので
説明を細かめに書いてみました。
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秋を感じる
サクほろ「かぼちゃスコーン」
あたたかい飲み物と一緒に
ヘルシーだけど美味しい
罪悪感フリーのおやつ時間を
楽しんでもらえたら嬉しいです。
それでは、また♪
※レシピの転用・転載はご遠慮ねがいます。