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【伊木ヒロシ名言集】他人と比べない。自分に意識を向けることや。

ども。kissyeeです。

伊木ヒロシさんの『心に宿る名言』を濃縮還元でお伝えしていきます✨

皆さんに届きますように ( ・ω・)ノホイ

本日の名言(2020.02.25)

他人と比べない。自分に意識を向けることや。(by 伊木ヒロシ)

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子供の頃「まんが日本昔ばなし」が好きでした。若い方はご存じないかもしれないですが、土曜日の夜、夕食時はTBSの日本昔ばなしを見ていました。

市原悦子さんの「おっかぁー」という高い声や、常田富士男さんの「むかーしむかし、あるところに」という冒頭のフレーズは、いつでも脳内プレイバックができるくらい、私の中に染み付いています。

そんな数ある話の中で有名どころの「花咲か爺さん」や「こぶとり爺さん」を覚えているでしょうか。この話には「良いお爺さん」と「悪いお爺さん」が出てきます。(※色んな表現があるのですが、良い・悪いで考えます)

悪いお爺さんは、横取りしたり、下心があったり、卑しかったりして、子ども心ながらに「嫌な奴」と思わせる要素がたくさんありました。

悪いお爺さんは、なんで悪いお爺さんになってしまったのだろう?生まれた時から悪い人だった?いやいやそんなはずないでしょう。

最近そんなことを考えていたのです。今日はここから紐解きます。


さて、これを読んで下さっている方の中で、今まで周囲と競わずに生きてきた方はどのくらい居るでしょうか。

子供の頃、学校に行くとこんな会話が飛び交ってなかったでしょうか?

「〇〇ちゃんの方が走るのが速い」「〇〇さんはクラスで一番可愛い」「テストの結果が学年で〇〇番目だった」「チョコの数で俺が◯◯に勝った」「俺の家は貧乏だ」「アイツは親が金持ちで良いよな」

また、大人になっても似たような会話を耳にしませんでしたか?

「〇〇さん家は良いよね」「うちは他所とは違うから」「〇〇さんの年収スゴイらしい」「〇〇大学出身って凄いですね」「〇〇企業にお勤めなんですか。さすがですね。」

どちらも「他人と自分を比べる視点」で物事を見ていることに気づくでしょうか。

では、こうやって他人と自分を比べることばかりしていると何が起きるか?想像できるでしょうか。答えは「悪いお爺さんになる」だと思うのです。

口で言わなくても、頭の中で「○○さんは私より…」などとリフレインしていると、だんだんマインドが「悪いお爺さん」に近づいてしまいます。他人のことばかり気になって、自分に劣等感を感じ、頭の中が「ねたみ・つらみ・そねみ」で一杯になってしまいます。

悪いお爺さんは「足りないもの」ばかり考えてまうんですね。アレも無い、コレも無い。でも、お前は持っている。ズルい。

伊木さんは仰います「自分に意識を向けることや」と。そう、これこそが「足るを知る」のことだと思うのです。もう他人のことは見ずに、自分の中が満たされることにフォーカスしていくのです。

悪いお爺さんは不足についてばかり一生懸命考えていて、いつしか不足している自分が当たり前になっていったんです。

では、逆のことをしてやればいい。自分が満たされていることばかりを考えていったらどうでしょう。

「私は健康だ」「目が見えている」「話ができる」「美味しく食べることができる」「昨日と変わらず生きている」「ありがたい」「嬉しい」

このようなことを日頃から強く考えていたら「悪いお爺さん」に成るはずがないと思いませんか?もしも、悪いお爺さんモードの自分に気付いたときは、まず余計な情報を遮断しましょう。自分を乱す原因を断ち、内面を整えることから始めてはどうでしょうか。こうやって時々自分をメンテナンスしましょう。

さて、いかがだったでしょうか。もう梅が見頃の季節になってきました。花を愛でることができる自分に感謝して、心の中を満たしていきましょう。きっと良いお爺さんがムクムクと現れて、枯れ木に花を咲かせることでしょう。

今日はこの辺で。

kissyee

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