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【PM転職】大手子会社→ベンチャーに転職したプロダクトマネージャーの仕事はどう変わったか

こんにちは、副業愛好家のまきです🙋‍♀️

最近、副業の記事をあまり書けてませんが、今日も本業の話です✍️

昨年10月に転職してから4月で半年が経ちました!🎉

というわけで、今日は前職と現職を比べて、やることがどんな風に変わったか振り返りたいとおもいます!✊

想定している読者

  • 前職の同僚で「まきは転職してどうなったのか」と思ってくれた方

  • 現職の同僚で「まきは転職してどうだったのか」と思ってくれる方

  • 職種はプロダクトマネージャーのままで、転職を考えている方

経歴かんたんに

私は新卒でマーケティングリサーチ会社でリサーチャーをやった後、
大手キャリアの開発部門の子会社(400人規模)で、スマホアプリの開発をやってました🙋‍♀️

前職での肩書きは
ディレクター
→プロダクトオーナー

その後、現職の100人規模のベンチャーへ転職しました

現職での肩書きは
プロダクトマーケティングマネージャー
→プロダクトマネージャー

だいたい全部同じです👍

前職でやってたこと

前職では親会社からの「受託協業」という形で、
言いなりというわけではないですが、
やることは基本全部親会社の承認が必要でした🥸

さらには、社内では、仕様承認会やサービスイン判定会という会議を開いてその仕様でよいか、品質管理部やプロダクトマネージャー(上司)、エンジニアマネージャーの承認を得ないといけませんでした

この構造からわかる通り、
納得させなくてはいけない相手の人数が多く、
それぞれ考えてることも様々で、
個別にMTGを開いたり、資料を細かく作って可視化したりと、
コミュニケーションコストが多かった印象です🙄

また、キャリアということもあり、それまでに発売した古いスマホや、Androidフィーチャーフォン、時にはSet Top Boxなど、普段見ることもないような珍しいデバイスでのテストをしなければいけませんでした

古いデバイスも含め多端末でずっとテストを続けなくてはならないのはかなり開発のスピードを落とす要因になっていたと思います😇

要するに、非常に安全志向で、安定感がある反面、動きの遅いところのある組織でした🤔

もちろん私もすべて一人でやっていたわけではなく、
ディレクター、
データアナリスト、
UXデザイナー、
UIデザイナー、
テスター
とコミュニケーションを取ることが多かったように思います

最後に持っていたチームはこんな構成でした
(8〜10名規模)

プロダクトオーナー(自分)
ディレクター1〜2名
データアナリスト1〜2名
UXデザイナー1名(他チームと兼務)
UIデザイナー1名(他チームと兼務)
アプリエンジニア2名(iOS/Android)
テスター1名(他チームと兼務)

※グロースバックが目的のチームだったのでデータアナリストが厚めに入ってました

案件一つ一つをマネジメントしてくれるのはディレクターです🙏

私はUXデザイナーやデータアナリストと、案件化したてくらいまでの前段で、やるべきこと検討をやったり、
トラブル時の対応をしたり、
ディレクターが問題なく案件を回せるよう参考資料を作ったり、
とブロッカーを取り除く役割でしたね🥸

個人的に副業でアプリ開発してたのでフロントエンジニアとはそこそこ仲良かったのですが、直接コミュニケーションを取ることはそこまで多くなかったです🙄

現職でやってること

現職は独立系の会社なので、
親会社というのはありません

ただ、社内の関係各部に適宜共有や相談が必要です🙋‍♀️

キュレーターだったり、カスタマーサービス(CS)だったり、パートナー部だったりですね

前職では、営業職やCSとは直接コミュニケーションを取ることはとても少なく、間に親会社が入っていたので、
他部署などとのコミュニケーションが前職に比べて減ったということはないのですが、
本質的に連携が必要かどうかを考えて、それを基に考えられるので裁量権は上がったように感じています🤔

また、今の自分のチームメンバーも以下のように変わりました
(5名規模)

プロダクトマネージャー(自分)
デザイナー1名
フロントエンジニア1名
フロント・バックエンドエンジニア2名

大企業ではないのでリソースが潤沢とは言えず、
より原理的にものづくりに必要な職能だけいる感じです💪

そのため、前職でディレクター、データアナリストやテスターがやってくれていたことも全部自分でやる必要があります😇

なお、UXデザイナーの役割は社内の他チームだとプロダクトマネージャーが兼務しているようですが、
私のチームには頼れるデザイナーがいるので、
UXデザイナー領域もお任せしています🙆‍♀️

※社内にデザイナーが1人しかいないため

というわけで、前職で他職能の方がやってくれていた以下業務が、自分の業務になりました🤯

ディレクターのしごと

  • 詳細な仕様書の作成(前職では前段のざっくりしたものだけ作っていた)

  • エンジニア、デザイナーとのコミュニケーション(前職ではディレクターがコミュニケーションの半分くらいは仲立ちしてくれていた)

  • 不具合タスクの管理

データアナリストのしごと

  • 社内DBをSQLで分析
    (興味があったのでたまにやってたが必要性はなかった)

  • KPIの推移を可視化
    (前職でもデータアナリストの職能ができる前は自分でやってた)

テスター

  • テスト観点の洗い出し(1人では作りきれないので都度エンジニアにレビューをもらってる)

  • テスト実施(原則自分で、多端末検証やモンキーテストは分担)

  • 不具合の起票

つまり、職能が細分化されておらず、こぼれた業務はすべて自分になるという感じです☺️

※エンジニアは実装になるべく工数を使ってもらうようにしているため

一見めちゃくちゃ多忙になったような書き方ですが、
前職のときは前述したとおり調整する相手がとても多かったので、一日中MTGで潰れてました

その時間が空いたので、ある程度は作業に勤しめる感じです✌️

結局、違いは何か

やるようになったこと

  • 詳細な仕様の作成

  • エンジニア、デザイナーとの密なコミュニケーション

  • SQL分析

  • KPIの可視化

  • テスト観点洗い出し、実施

  • 不具合の起票、管理

やらないようになったこと

  • 社内の上司や社外の親会社との折衝
    (ゼロではないがかなり減った)

それで、転職してよかったのか

転職はしてみてよかったです!🙌(リアルガチ)

前職は、その企業のルールの中で守られてる感じで視野がかなり狭くなっていたように感じます🤔

現職では、前職に比べたらまだまだ無秩序です

ただ、社外の書籍や業界人から学ぶ姿勢もとても強く、「これが世の中の当たり前か」ということに気づけた価値が大きいです🧑‍🎓

現職は、私のような職能も含む開発メンバーで30,40人くらいのある程度の規模があり、
創業も11年なので一般的なベンチャーよりよっぽど体系化されてるに違いないし、逆にレガシーも抱えている状態かと思います

前職で扱っていたプロダクトも創業10年だったので、
転職するときに、このようなある程度歴史のあるプロダクトを選んだことは、
環境が極度に変わりすぎることを防ぎ、カルチャーショックを減らせている大きな要因かと思います👍

改めて、ちょうどいいプロダクトを選んだな、と思いました!🙌

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まっきー@副業愛好家
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