ヴィーガンは日本を楽しめる?私の心が狭かった話
義理の娘たちはヴィーガン
こんにちは、セレナです。
ベルリンに住む義理の娘たちと、ベルリンで楽しい時間を過ごしたばかりで、家族愛について書いていた矢先にこんなことを書くのは恥ずかしいのですが、
ちょっとモヤモヤすることが起きました。
私の心が狭かったという話なんですが。
彼女たちは、ヴィーガンなのです。
お肉もお魚も、卵も乳製品も食べない。
それぞれ違う国で生まれ育ったのに、どちらも13歳のときに、動物への愛情から肉食を辞めたのがきっかけだそう。
とはいえ、アクティビストなわけでも、他人に強いるわけでもなく、一緒にレストランに行ったときに私と夫がお肉などを食べても気にしません。
また、どうしても状況的に食べないとダメ。とか、他に食べるものがない。なんてときは、臨機応変にすることもあります。
ベルリンのテレビ塔では、前菜にヴィーガンメニューがなかったので、バラタチーズのサラダを食べていました。
屋外映画を見ていたときは、私達につられてアイスクリームを食べてたことも。そんな姿は初めて見たので、さすがにビックリしましたが。。笑
ベルリンの自宅に遊びに行ったときには、こうした野菜のスナックを作ってくれました。キムチも手作りしてて、美味しかった。
日本行きの話が出た
仲良し同性婚の彼女達ですが、パートナーの方が、この秋からニュージーランドに単身で長期滞在することになったのです。
夫の娘さんは、ベルリンでお留守番。
友達も多いし、しょっちゅう旅をしているし、寂しくはないようですが、それじゃあクリスマスには私達と一緒に過ごす?みたいな話になり、私と夫がまたまたベルリンに行く。ということになって、とりあえずチケットは買いました。
そのあとで私と夫は日本に行くかも。という話になってきたとき、
『じゃあ娘も連れて3人で日本に行こうか?』と夫が言いだしたのです。
娘さんはバックパッカーの旅でかなりの国々を制覇しているのですが、日本とその周辺は未開拓。
私も彼女が大大大好きなので一緒に旅行はしたい。行く場所によっては、私が一時的にヴィーガンになってもいいくらいです。
が、
行先が日本となると、話が違う。。。。。。
ヴィーガンとの日本滞在は、個人的に辛すぎる
お肉も魚も卵も乳製品もダメなヴィーガンと日本滞在というのは、私にとっては不可能。
どう前向きに考えても難しそうなので、
素直にYES!と言えませんでした。
だって、日本人であれ外国人であれ、日本に行く最大の楽しみといえば食文化。
あれも食べたい、
これも食べたい。
今や円安の影響でアメリカ人の知人たちもガンガンと日本に行き、戻ってくるなり目をキラキラさせて、
美味しかった!安かった!
と教えてくれる。
昨日も、夫とファイナンシャルプランナーに会いに行ったら、ちょうど日本から帰ってきたばかりらしくて話が弾み、食事の話が止まらない。
日本の食文化に感化された人たちが、ここに戻って来てから日本のコンセプトのスイーツカフェを開いたり、東京の寿司アカデミーに行ってきたという若い子が板前をしたり、静岡でお茶を習ってきた女性がお茶カフェをメニューに加えたり。すでに驚きもしないこのごろ。
それほど素晴らしい日本の食文化を、一緒に体験できないのは辛すぎる。
そんな自分の心の狭さに驚きつつ、もっと前向きになるべくネットで調べまくったら、『日本にはヴィーガンのお店はあるにはあるけど、旅行者にとってはやはり厳しい』という意見が多かったので、挫けました。
日本に行っても食事のたびにストレスになっちゃうかもしれず、考えただけでも、イヤになる。
なので、
『一緒に行くのは私には無理だから誘わないで欲しい』
と夫に言ってしまいました。
娘さんは日本に行きたい!と言っていたわけではないし、その話をしたわけでもないので、私としては全然罪悪感を持つこともないのですが、夫にそれを言うってことはやっぱり後味が悪かった。。
自分の息子にこんなによくしてくれる夫に向かって、あなたの娘とは一緒に旅行したくない。と聞こえるその言葉が酷いように思えて、自分で言っておきながら自分で気分が落ちました。
が、その部分を受け入れて赦し、気分を保っておきました。
すると、どうなったのか。
なんと彼女は、来年そうそう、ビジネス出張で台湾に行くことになったのです。だから、たとえ年末の日本旅行に誘ったとしても、『いや、台湾に行く直前に日本旅行はちょっと。。』となっていたはず。
そして、秋からニュージーランドに発つパートナーの方が、行く途中で韓国と日本を一人旅することになったのです!
これにはビックリですが、朗報でした。
なぜなら、フットワークが軽くてどこにでも行っちゃう彼女が、一人で日本をせっせと旅して、地元の人たちとお喋りしながらヴィーガンレストランや情報を開拓するはずだから。。笑
色々とポジティブな体験をこなして『日本では、意外にもヴィーガンでも快適に過ごせる』『大丈夫だったよ!』という感想を持ってくれたら、
そのときにはじめて、私達はみんなで日本に行って楽しめるわけなのです。
ということで、
そうなるといいなぁ💓
という思いを、ボルテックスに投げておくことにしました。
↓
ヴィーガンのアメリカ人の知人が日本から戻ってきた
後日談ですが、
すっかり忘れていたのですが、アメリカ人のヴィーガンの知人が数か月ほど日本に一人旅に行っていたのです。
すでにアメリカに帰国していたようで、さっきバッタリ遭遇しました。
色々聞いてみると、少なくとも東京では、ヴィーガン生活で何の問題も生じなかったとのこと♥
ヴィーガンじゃない人と一緒に楽しめるのかは別としても、食文化も充実できた、ということでした。素晴らしい♡
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