書き手と読み手、つながりと関係性/noteの「スキ」の話
【書き手と読み手、つながりと関係性】
今回はこちらの本から。
先日、購入を忘れていたと記事を書いた足で、そのままこちらの書籍を購入し、本日読み終わりました。
初めから微かな違和感があって、途中その名前が出てきて少し安心したものの、やはり不穏な感じは拭えず。
最期の話で「やっぱりか」という気持ちと軽いショック。
なんの話をしているかわからないと思いますが、未読の方の楽しみを邪魔すると悪いので、ぼかして書きます。
こちらの本は食べ物エッセイなので、ノンフィクションといえばノンフィクション。登場するのはキャラクターではなく、実際に生きている人間です。
生きていれば、怪我をしたり、病気になったり。出会ったり、別れたり。
ドラマにはならない様々な出来事があります。
それは遠い世界のお話で、読者には何の関係もありません。
小説ではないので、その出来事に心を動かされる必要はないのに。
読者と著者の関係ってなんでしょうか?
読者はどこか、いえ主語が大きすぎますね。
私はどこか、エッセイの書き手を隣人のように、あるいはキャラクターとして見ている節があるのかもしれないと。
隣人が怪我すれば動揺するし、病気になれば悲しいです。
出会いは喜び、そして別れは寂しい。
著者と読者の関係といえば、これを読んで下さっているあなたとの関係もそうですね。
あなたにとって「如月伊澄」はどんな存在ですか?
著者と読者、不思議な関係。
糸のように細い関係性でも、大切にしていきたいですね。
【noteのスキの話】
noteの「スキ」というシステムは、関係性を繋ぎ続けることが苦手な私にとって、とてもありがたいシステムです。
コメントを残すのは勇気がいるけれど「スキ」を残すことで「読みました」「こんにちは」「はじめまして」「いい記事ですね」たくさんの言葉を伝えられると思います。
現実でもこれくらい気軽に「あなたとつながりを続けていきたいです」を伝えられたらいいのに。
少しだけでもあなたの時間を楽しいものにできたのであれば、幸いです。 ぜひ、応援お願いいたします。