「教育をおもしろくする」私たちの現在地
こんにちは、森本といいます。福岡で「教育をもっとおもしろくする!」というスローガンのもと、民間学童きりんアフタースクールを運営しています。
放課後の子どもたちの時間をいかに有意義にできるか、探究的な学びを届けられるか、みんなで頑張っています。
今日は、「教育をおもしろくする」というCAN!Pのスローガンについて現時点で思うことについて、あらためて触れてみたいと思います。少し抽象的な話になるかもしれません。
あらためて「CAN!P」とは?
2022年4月に「CAN!P」という新ブランドを立ち上げました。創設についての想いについては、こちらのブログにまとめてありますのでぜひ今一度読んでみてください。
新ブランドCAN!P創設への想い|【公式】きりんアフタースクール@福岡|note
「CAN!P」とは、サービスの名前ではなくブランドなので、理念や想いが大事になってきます。例えば、”Gucciの商品って〇〇な感じだよね”の〇〇の部分に該当します。CAN!Pと聞くと、みんなが同じイメージを連想できたりする状態です。
少し話が横道に逸れますが、「CAN!P」の構想が始まったのは去年の春頃だったでしょうか。
少しだけ裏話をお話します。
6月頃からクリエイティブを担う会社との打ち合わせが始まり、私たちがアフタースクール事業を通して大事にしてきたことや社会に対して提供できる価値をひたすら言語化してきました。
何カ月もかかって、最後にようやく出てきたフレーズが「CAN!P」であり「教育をおもしろくする」というコンセプトでした。
「キャンプ」から連想されるワクワク感や楽しくなる感じと、”CAN!”にこめられた”できる!”という力強さが決め手となりました。
おもしろい教育が届けられている確かな手ごたえ
”教育をおもしろくする”というコンセプトは、ある意味現状の教育には課題があるというアンチテーゼでもあります。
日本の教育のすべてを否定するつもりはなく、「もっと教育をおもしろくすることはできるはずだ」という私たちなりの決意です。そして、福岡という地方都市から日本の教育の選択肢を増やしていくチャレンジをしていくということです。
長年のアフタースクール事業を通して、公教育ではない立場だからこそできるアプローチは確実にあると思っています。
、、、
そんな中、4月からCAN!Pアドベンチャーという子どもたちに野外体験を通して「!」な体験を提供するサービスと、CAN!Pラボという探究的な学びを中心に「!」な学びを提供する小学高学年向けアフタースクールの2つが走りだしました。
まだ産声を上げたばかりのサービスたちですが、半年間で確実におもしろい教育を届けていける土台ができつつあります。
CAN!Pアドベンチャーは、夏休み期間を通して延べ120名ほどの小学生がイベントに参加し、宿泊を伴うキャンプや日帰りの野外体験で新たな体験をしてくれました。
そこで初めて出会う友だちと同じ時間を過ごし、時には寝食を共にしながら、初めての体験をしてくれています。
CAN!Pラボでは、小学4年生~6年生が探究的な学びに挑戦していっています。
お菓子作りのプロセスを通して学んでみたり、CAN!Pラボでの学びを自分で動画やスライドで表現して保護者の方にシェアをしたり、夏休み期間は個々にやりたいことに思い切り取り組みました。
すべて元々きりんアフタースクールでの体験を土台にして派生していったものですが、それぞれが確実に「教育をおもしろくする」を体現するモノに少しずつ歩んで行っていると感じています。
そして、小1~小3生を対象とした「きりんアフタースクール」でも日常の宿題や基礎学力養成に加えて、クリエイティブタイムでの体験的な学びの機会も充実していっています。夏休みのイベントも今年も大変好評の声を多くいただいています。
それぞれのサービスがまだまだ発展途上であり、よりよくしていく余地は残っています。
「教育をおもしろくする」という私たちのスローガンに向けて、今どんな風に歩んでいるかを少し整理してみました。
時々、現在地を発信していこうと思います。では!
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