Vol.1(2/2)ろう難聴者に「聞こえなかったら、分からなかったら、質問してね」と声をかけることについて
続き…
少し、話しは変わりますが…
私は、自分自身の難聴に気づいたのが小学校3.4年生の時でした。それまでは、家族も自分も「聞こえにくい」ことに、全く気づかず生活していました。
対面での会話は、問題なくできるのに、少し離れると名前を呼んでも来ない。「聞こえているけど、聞こえていない」。そんな状況に自分も周りも気が付いていなかったので、「(あなたの)名前を呼んだ」「呼ばれていない。聞こえなかった」と絶えず親子で言い争っていました。
まさか、自分が「聞こえていない」とは思いもし