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【書くこと】#1 村上春樹の努力に学びつつ、新人賞応募作品を書き始めた

人生二回目くらいの悪縁(だと今では思える)を切りました。
嫌な人ではなかったから、本当に巡り合わせが悪かったんだろう。世界にはいろんな人がいるし、何人かは合わない人はいるね。
私からは絶対に見えないところで、元気でいてくれ。

初体験と新人賞

という感じで身が軽くなり、最近は色んなことに飛び込んでいます。22歳になっても初体験がたくさんあるのは嬉しい。もっと見つけていきたい。来月は気になる人と夏祭りに行けたらな、と思うのも初めてだ。

さてそんな「初めて」の一環で、先々週くらいから新人賞のための小説原稿を書き溜めております。文学賞に出したことはあるけど、長編は初めて。文藝賞か新潮新人賞に出そうと思って、

1日 2000-4000文字 + 小説のプロットを進めること
を自分に課しています。
村上春樹氏の「職業としての小説家」を読んでたら、
執筆中は毎日必ず4000字書く、とあったので
とりあえず見習っているところです。
これから自分のスタイルを見つけられたらいいな。

まずは一作目が1万6千字まで届いたので、早く完成させたい。
理想は一ヶ月に長編(最低8万字以上)を一作品書くことです。

実は今の仕事でも文字を書いていて、加えて小説を書くようになったので、一日のうちに大量の文字をパチパチと書いています。
仕事で書く文章と、新人賞に応募するための原稿と、
こんがらがって頭がショートしそうですが、
普段過剰に動きまくる(考えすぎな)私の頭は、常に考えることがあって幸せそうです。

先ほども出てきた「職業としての小説家」で、村上さんは面白いことを言っています。
私の中で、村上さんはさらりと、頭の中に浮かんだ風景や概念を言語化していくイメージだったんだけど。
実は作家としての成長のために、しっかり目標を立てていたらしい。

このように僕は、新しい小説を書くたびに、「よし、今回はこういうことに挑戦してみよう」という具体的な目標ーその多くは技術的な、目で見える目標ですーをひとつかふたつ設定するようにしています。僕はそういう書き方をするのが好きなのです。新しい課題をクリアし、今までできなかったことができるようになることで、自分が少しずつでも作家として成長しているという具体的な実感が得られます。

村上春樹「職業としての小説家」p251

あの「ハルキ・ムラカミ」ですら自分の成長のためにPDCAを回しているということが、なんだか衝撃でした。大成した小説家ですらここまで考えているのなら、私が適当に書いた小説をたくさんの人に面白がってもらえるなんて、ほぼ不可能でしょう。

ということで今回の作品の目標を考えてみました。

  • キャラクターを立たせて、共感を呼ぶ魅力的なものにする

  • 平易だが豊かな日本語を使う

  • 現実の社会問題にからめたい、時代にあった小説にしたい

こちらが大きな三本柱です。そのほかに細かい表現の目標が6個くらいあるのですが、恥ずかしいので秘密にします。

私生活について公的な場所でたくさん書くのは好きじゃないですが、テーマを決めたら私は大丈夫みたいです。特に「書くこと」については、話したいことがたくさんあるみたいなので、これから続けていければと思います。

明日も書くぞ。


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