主婦短歌 3首 ぐるぐる

将棋さす老人白熱紅葉の下で吐く息燃ゆることかな

カルガモはぐるぐる回り自転車は置き去り公園沈む夕日が

葉は走る隣で君はストレッチ天然ジムで秋を浴びつつ

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紅葉を見に行った。将棋をしてるおっちゃんやら賑やかな若者もいた。夫とふたり秋風に吹かれつつ、赤い世界の中で、額縁に入れたくなるような風景を丁寧に楽しんだ。

帰りに休憩で紅茶を飲む。
体が芯から温まって、あれやこれやと談笑。
季節を身近に感じたり、向日葵が狂い咲きしていたり、そんな一つひとつが愛しい発見であった。
ままならない毎日が少しだけ彩られて、穏やかにいかない暮らしの慰めにもなった。

豚バラ大根、作ろうか。