マガジンのカバー画像

子連れ金次のビジネスマインド

53
迷えるサラリーマン必見。日頃の考えや自戒の念をまとめました。
運営しているクリエイター

記事一覧

『だったらお前がやれ』 |    役割分担と課題感との不一致について

こんにちは。以前の記事で、視点の違いによって物事の見え方が変わってくることについて書きました。 私生活の中で似たような事例があったのでこの場を借りて紹介したいと思います。 『こうあるべき』という主張をするつもりはさらさらありません。こんな考え方もあるのか的な視点で気軽に見ていただければと思います。 はじめに現在妻は育休中で、1日中家事と子供の世話をしてくれてます。大変有難い話です。 私も早めの退社に在宅勤務を織り交ぜながら出来る限り関わりを作ってるところです。 が、

いちごが美味しいのは何故か |  コンテクストの違いが生む、噛み合わない会話について

こんにちは。最近は在宅勤務を多用していて、家族と過ごす時間が格段に増えました。我が息子も生後10ヶ月となり、今は離乳食を日に3回食べています。 妻の好みもあってか、我が息子には毎度食後のデザートが用意されています。 一方の私。考えるのが億劫なので毎日サラダチキン、ササミスティックとおにぎりの組み合わせです。ちなみにおにぎりの具を日替わりにする事で、昼食にバリエーションをつけてます。笑 はじめに私のコンビニ飯と比べて、息子の離乳食はそのクオリティーとバリエーションの豊富さ

働き方の変化と自分の居場所 |    在宅勤務を多用してみて

こんにちは。今日は1週間ぶりくらいに電車に乗りました。別に休暇をとっていたわけではありません。 夢の通勤時間0秒ここ最近テレワーク(在宅勤務)を活用してます。家にパソコンを持って帰ってリモートで会社のネットワークにつなぎながら仕事してます。だいたい週2回のペースでしょうか。 現在、やりとりが多い部署はドイツにあるチーム。当然時差があり、日本の夕方5時がドイツの9時になります。打合せは夜遅くになる場合もありますが、そのためだけに残業するのはなんか違う。そこで在宅勤務を活用す

抽象化された問いは頭に残る |   気になっていた本を手に取ってみて

こんにちは。他の方のnoteを読んでてちょくちょく目に入る著書がありました。 凄く流行ったらしいですね。流行りの本はあまり読まないタチなんですが、どうしても気になってしまいAmazonへ。unlimitedの対象だったので試しに読んでみることにしました。 何かしら『魔力』的なモノがあるのかなと思いつつもまぁ半信半疑で手にとりました。 メモっていうよりも内省の本タイトルは『メモの魔力』ですが、メモをとることは目的にあらず。メモは手段に過ぎず、どちらかというと『内省』を勧め

上京5年目の日記に書かれた違和感について

こんにちは。7年前の日記を見つけました。 個人的に面白かったので共有したいと思います。 ちなみに私は福岡出身で12年ほど関東在住です。 この日記は、関東に来て4〜5年ほど経った頃に、当時の私が抱いていたもどかしさや違和感を象徴する出来事について綴ったものです。 目次 気に入らない関東の店員(過去の日記より) ノンバーバル(非言語)なコミュニケーション HOWよりもWHAT 気に入らない関東の接客(過去の日記より)関東に来て 気に入らないところは いくつもある。 どれ

海外で親切にされた時、どのくらい警戒が必要か

こんにちは。 約2週間のドイツ出張から帰ってきました。 当たり前ですが、 約2週間振りに日本のトイレを使いました。 ウォシュレットってやっぱりいいですね。 海外での親切 ドイツ編 海外での親切 ニューヨーク編 海外での親切 ミャンマーヤンゴン編 エピローグ ヤンゴン編 海外での親切 番外編 まとめ 海外での親切 ドイツ編海外で赤の他人から、 度を超えて親切にされると警戒します。 帰りの空港までのタクシーのおっちゃんは 何となくその気配があり、警戒しちゃいました。 海外

雑談はチームを救う? |    Google流リモートチームを活性化する3つの視点

こんにちは。現在、日本に居ながらドイツにバーチャル転勤中です。上司はドイツにいるオーストリア人。転勤中は日本の仕事は一切せずに遠隔にて海外の案件に従事してます。 ※詳細はこちらの記事をどうぞ↓ リモートでの転勤を始めて早1ヶ月が経とうとしています。仕事上では特段支障はなく淡々とこなしてるんですが、なんかしっくりきません。モヤモヤの正体はなんなんでしょうか。 いろいろ考えた結果、自分の中である程度の答えがまとまりましたのでこの場を借りて紹介したいと思います。 私の仕事と

失敗って何? |   過程に主眼を置くと、失敗という概念がなくなる

こんにちは。以前、部署の全体会議がありました。貸し会議室に200人あまりの社員が集められ、運営方針に関する説明を受けました。 私が所属する開発部門では、今後『失敗を許容する文化』を作っていきたいようでした。失敗を恐れずにチャレンジする意識を醸成したいということです。 新しい事を始める前に取りかかることまぁ、『失敗は成功のもと』とも言いますし、最近読んだコラムでも失敗事例からの方が学びが多いと書かれていて納得。確かにそうだなと思います。 プライベートで何かを始める前にはそ

研究開発のデスバレー |    光の当たらない研究所の仕事

こんにちは。先日、開発部門のキックオフ会議がありました。全部で200人くらいが会議室に集められて半日缶詰。この手の会議は好きではありません😱 はじめにキックオフ会議で、研究所の所長によるゲストスピーチ(?)がありました。5年前まで私がいた研究所の現在のトップで、2ヶ月前から現在のポジションだそうです。 いつものこの手の会議はウチウチで実施するため、ゲストが来ることは皆無です。 何かあったんでしょうか? 意識改革を実施します研究所所長のスピーチの内容は『今から研究所をテ

お国別『仕事の流儀』 |   コンテクストの違いが生む、それぞれの仕事スタイル

こんにちは。最近落語をよく聞くようになりました。若い時分は言葉の難解さから敬遠していましたが、奥ゆかしいオハナシの世界はなかなか乙なモノです。 はじめにこの前、カイシャノ | Keikyさんのnoteを拝読しました。内容は『職場の若者vsオジサン 〜ローコンテクストvsハイコンテクスト〜』です。 空気を読まない若者と忖度が基本のオジサンとの間に起こる、世代間のミスコミュニケーションに関する考察と理解してます。サラリーマンの方にオススメです。 ハイコンテクストとは、コミュ

恥のかき方、付き合い方 |   高いプライドと、変化に対する拒絶反応について

こんにちは。もう2020年ですね。時間が経つのは早いです。 昔、先生をはじめとしたオトナ達がよく『キミたちもあっという間に大人になる』と言ってた記憶があります。気づけばそんな『オトナ達』の当時の年齢よりも自分が年上になってしまってます。改めて歳をとったなぁと思います。 はじめにたまに公共の場で凄い剣幕で怒っているおじいちゃんを見かけることがあります。『いい歳して…(以下省略)』という周囲からの冷たい目線に臆する事なく、店員さんに何かを訴えてます。私が目撃したケースのほとん

グローバルな働き方改革 |   2020年1月から日本に居ながら海外転勤します

こんにちは。私事で大変恐縮なんですが、1月から働き方が変わります。 ワークライフバランス的な働き方改革ではありません。詳細は割愛しますがいろいろありまして(笑)、会社の中で唯一私だけ斬新な働き方に改革されるに至りました。少し広い視点での働き方改革(?)のパイオニアになり、改革を推進します。笑 これからの働き方のトレンド以前、会社のプログラムでパリの郊外にあるビジネススクールで1週間ほど研修を受けました。 以前にも触れましたが、参加者は20〜30代の15名。日本人半分、そ

自己肯定感を育てるためのたった2つの視点

こんにちは。以前の記事で『自己肯定感』について触れました。 すると、座右の銘太郎さんにこんなコメント頂きました。有難い限りです😃 自己肯定感の育て方については全くの想定外で。笑 いい機会なので少し考えてみました。この場を借りて紹介したいと思います。 あくまでワタシの個人的な見解ですので、スピードラーニングばりに聞き流していただけると幸いです。 また、このnoteは自己肯定感を秒速で『高める』のではなく、少しずつ緩やかに『育てる』視点で書きましたのでご注意ください。

頑張ってるのに評価されない |   他者からの評価が低くなる理由とは

こんにちは。私の会社では12月のこの時期、直近半年間のパフォーマンスを面談にて上司とすり合わせます。仕事における成果をアピールする場に当たります。 この面談内容に基づき、私に対する会社からの人事評価が決まり、最終的には昇進やボーナスの額が決まるといった流れです。 はじめにパフォーマンスは、テストの点数ように数値ではなかなか表せないと思います。そのため定量的な人事評価には難しい面もあるのかなと想像してます。会社から突きつけられる評価に対して違和感を覚える方もいるんじゃないで